(IPO)した6銘柄のうち多くの銘柄は軟調な出足となったが、個人投資家心理が改善するなか、前日までの直近IPO銘柄の一角が賑わった。また、久々に時価総額上位を含めた既存銘柄の多くが買われ、軒並み高となった。マザーズ指数は終日上値を切り上げる展開となり、一時は999.07ptと大台の1000ptに迫る場面もあった。なお、売買代金は概算で2014.85億円。騰落数は、値上がり322銘柄、値下がり69銘柄、変わらず13銘柄となった。
個別では、時価総額上位でBASE<4477>、JTOWER<4485>、メルカリ<4385>、ビジョナル<4194>などを筆頭に総じて買われた。また、直近IPOではJDSC<4418>やフレクト<4414>がストップ高まで買い進まれた。金融向けプラットフォームの米Symphonyと協業したFRONTEO<2158>も急伸。そのほか、売買代金上位ではプレミアアンチエイジング<4934>、ENECHANGE<4169>、そーせいグループ<4565>、ウェルスナビ<7342>、Macbee Planet<7095>、セルソース<4880>、PKSHA<3993>などが大幅高となった。一方、一時急伸したサイエンスアーツ<4412>は結局売りに押され下落。そのほか、リアルワールド<3691>、ステムリム<4599>などが下落した。
なお、本日マザーズ市場に新規上場したサクシード<9256>と網屋<4258>は公開価格を上回る初値形成となった一方、THECOO<4255>、Finatext<4419>、サインド<4256>、リニューアブルJ<9522>は公開価格を下回る初値形成となった。
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