恵和<4251>は、中長期的な利益成長の観点から、当面は成長投資を最優先し、株主価値の向上を図る方針である。株主還元策に関しては、安定的な配当(普通配当)を継続しつつ、業績及び財務状況等を総合的に勘案したうえで、可能な範囲内で配当(特別配当等)を実施する方針としている。2024年12月期第3四半期において特別損失として事業再構築費用1,159百万円を計上しているが、光学シート事業の好調と直近の為替環境を反映して、事業は順調に推移している。また、2023年9月28日に同社は創立75周年を迎え、2024年10月4日に創立記念式典を開催した。株主への感謝の意を表して、1株当たり10.00円の創立記念配当を実施する予定である。これにより、2024年12月期の期末配当については、1株当たり35.00円(普通配当25.00円、記念配当 10.00円)となり、期初予想から10.00円の増額修正となる。
なお、2024年12月期決算発表時の2025年2月に開示する予定の見直し後の新中期経営計画において、株主還元策を含むキャッシュ・アロケーションの考え方についても、見直しを実施する予定である。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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