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2022/04/08 - ダイセル(4202) の関連ニュース。 <5406> 神戸製鋼所四季報より 業種:鉄鋼。【特色】鉄鋼(高炉国内3位)、アルミ・銅、産機・建機・電力など複合体。17年央に品質データ不正発覚【踊り場】鉄鋼アルミは数量回復。原材料高を値上げで一部吸収。在庫評価益も膨らみ大幅増益。増配。23年3月期は自動車減産徐々に解消で鉄鋼アルミの数量続伸、値上げも進む。電力や機械・エンジ増勢。ただ在庫評価益剥落で利益踊り場。連続増配期待。【エンジ】低炭素な天然ガス利用炉の引き合い活況で人材を異動し対応強化。鉄鋼アルミは副原料の価格反映や実値上げ注力。202

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2022/04/08 17:40

<5406> 神戸製鋼所

四季報より 業種:鉄鋼。

【特色】鉄鋼(高炉国内3位)、アルミ・銅、産機・建機・電力など複合体。17年央に品質データ不正発覚

【踊り場】鉄鋼アルミは数量回復。原材料高を値上げで一部吸収。在庫評価益も膨らみ大幅増益。増配。23年3月期は自動車減産徐々に解消で鉄鋼アルミの数量続伸、値上げも進む。電力や機械・エンジ増勢。ただ在庫評価益剥落で利益踊り場。連続増配期待。

【エンジ】低炭素な天然ガス利用炉の引き合い活況で人材を異動し対応強化。鉄鋼アルミは副原料の価格反映や実値上げ注力。

2022年2月8日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で+179.6%の850.00億円、経常利益+406.5%の820.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

2018年5月17日の1219円を戻り高値とする下降トレンド(A)の中で下落を続け、2020年3月13日に283円のコロナ相場での底打ちとなりました。ここから6月9日に457円まで反発して、8月3日に334円まで押し目を入れ上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2021年5月11日に928円の年初来高値をつけ調整入りとなりました。その後、8月23日に634円まで下げて三角保ち合い(C)を形成後、下放れとなって12月2日に544円の安値をつけ、今年の1月27日に531円の2点底をつけてもみあっています。

2020年8月3日の334円から2021年5月11日の928円の高値までの上昇幅594円の2/3押し(396円)であり、532円となります。今年の1月27日に531円まで下げて反発してもみあっているところです。昨年5月11日の928円の高値から11ヶ月経過したところであり、ほぼ調整を終えるところです。
 

 

<8242> エイチ・ツー・オー リテイリング

四季報より 業種:小売業。

【特色】07年阪急、阪神百貨店が統合し誕生。関西の雄。食品スーパー展開。旧関西スーパーと経営統合

【黒字復帰】関西フードマーケット連結化で売上313億円上乗せ。百貨店は終盤のコロナ拡大が痛手。23年3月期は百貨店の営業正常化。スーパーの特需一服も関西フード通期寄与。黒字復帰。不動産売却特益。

【経営統合】当社傘下の食品スーパー2社と関西スーパーが経営統合。3社を束ねる関西フードが当社子会社に。旧配送センター土地の売却益85億円を23年3月期計上。

2022年2月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比は営業利益+77.5%の-10.00億円、経常利益117.2%の5.00億円と減収・増益の見通し。

2019年12月17日の1350円を高値に、その後のコロナ相場で急落し、2020年3月13日に660円で目先の底打ちとなって反発し、5月28日の918円を戻り高値にして再下落となり、7月31日に602円で安値更新となりました。ここから10月13日の771円を高値とし、11月9日の607円を安値とする三角保ち合い(A)となり、煮詰まって上放れとなり、2021年3月22日に1007円まで上昇しました。ここから終値ベースで772~1000円のボックス相場入りとなっています。下限を待って買って上限近辺で売る投資となります。
 

 

<4202> ダイセル

四季報より 業種:化学。

【特色】高機能樹脂(エンプラ)が新たな柱。有機合成、酢酸セルロース、エアバッグ用ガス発生器等も

【堅 調】マテリアルは酢酸、アセテート・トウが想定超。エンプラは価格改定順調で3回目増額。減損。23年3月期はコスメ低調。が、半導体関連高水準。自動車向け復調。原料費高止まり、償却増でも営業増益。

【増 強】中国江蘇省南通にポリアセタール製造設備、24年11月稼働。コロナ禍等により遅れた酢酸原料プラント商業運転は今年6月、化粧品原料プラントも7月予定。

2022年2月2日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益56.0%の495.00億円、経常利益54.3%の535.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

2018年12月26日の1058円、2019年2月8日の1046円を2点底に、4月24日に1285円の戻り高値から下降トレンド(A)を形成しました。この中で8月26日に771円まで下げて、ここから11月13日に1153円の高値をつけたてもみあい、その後のコロナ相場で急落となり、2020年3月17日に677円で底打ちとなりました。その後5月27日に1010円まで自律反発後、8月3日の681円、12月8日の702円と3点底をつくって上放れとなりました。その後は2月4日の895円まで上昇して2月22日に772円まで押し目を入れ、7月13日に941円の年初来高値をつけて、774~938円のボックス相場の動きとなっています。このボックス相場の中で今年の3月9日に767円まで下げてもみあい反発しているところです。

当面は、774~938円のボックス圏の中で、3月9日に767円の安値をつけて3月25日に868円まで上昇し800円水準を割り込んだところまで押し目を入れているところです。
 

 

<4350> メディカルシステムネットワーク

四季報より 業種:小売業。

【特色】薬局向け医薬品情報仲介が祖業の調剤薬局持株会社。M&Aで店舗全国化。介護・医師開業支援

【微増益】給食黒字転換。薬局支援は加盟店順調。柱の調剤が処方箋枚数増で好調。営業増益。有証売却特益。23年3月期は調剤・薬価改定あり調剤やや軟調。が、訪問看護赤字解消。薬局支援堅調。医薬品製造伸長。営業微増益。補助金ない。配当維持。

【営業強化】薬局支援加盟店向けに自社製造のジェネリック薬販売を強化。福岡などで駅ナカ薬局を開局。新業態を開発。

2022年2月4日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+10.8%の38.00億円、経常利益+20.7%の42.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

2017年12月11日の727円を高値とし、2018年12月25日の327円を安値とする三角保ち合い(A)の中で、2019年11月25日の610円を高値に、その後のコロナ相場で急落して2020年3月17日に340円の安値をつけ、6月18日に526円まで反発しました。ここから11月5日に427円まで押し目を入れて、上昇トレンド(B)へ移行し、2021年4月20日に944円の年初来高値をつけました。ここから下降トレンド(C)に転換し、今年の4月20日で、まる1年間調整したことになります。その前に3月4日に493円まで下げて反発しかかっていますので下げたところは買って、1年間調整のリバウンドを狙うことになります。昨年4月20日の944円の高値からまもなく1年間の調整完了。
 

 

<6817> スミダコーポレーション

四季報より 業種:電気機器。

【特色】コイル専業。車載、通信用が主。ドル建て調達多く円安は減益要因。生産は海外各地。四半期配当

【連続増配】半導体不足による納入先の生産調整は徐々に緩和。車載はEVや電動車関連を中心に好調。家電もデジタル化、5Gなど追い風。産業も伸びる。原材料費高は製品値上げで一部吸収。営業増益続く。

【拠点多様化】ベトナムのクアンガイでは第2工場(22年2月稼働)に続き第3工場を増築(11月稼働)へ、能力は現在の3倍増に。北米子会社2社合併でEV等の市場深耕。

2022年2月4日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+3.3%の55.00億円、経常利益+12.9%の44.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

2019年4月19日の1748円を高値とする下降トレンド(A)の中で、8月29日の945円の安値から12月9日に1408円の高値をつけたところで、コロナ相場に入り急落となって2020年4月6日に533円で底打ちとなりました。この4月6日の533円、8月4日の611円を2点底にして上昇トレンド(B)へ移行し、2021年8月2日に1520円の年初来高値をつけて、下降トレンド(C)入りとなりました。この中で8月2日の1520円、10月20日の1409円、12月29日の1281円と上値を切り下げる順下げの三尊天井となって急落し、今年の3月9日に746円まで下げていった反発しています。順下げの三尊天井を形成しての下放れですので想定以上の下げとなって3月9日に746円まで下げて反発していましたが、日経平均の急落で2番底を試す動きとなっています。2番底でのリバウンド狙い。

配信元: みんかぶ株式コラム

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