ＨＣＳＨＤ、上期経常を42％上方修正

　ＨＣＳホールディングス <4200> [東証Ｓ] が10月14日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1億円→1.4億円(前年同期は1.7億円)に42.3％上方修正し、減益率が40.6％減→15.4％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の5.1億円(前期は4.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　第２四半期累計期間の連結業績予想につきましては、デジタルマーケティング事業においてBtoBマーケティング支援案件等の受注が拡大いたしましたが、情報サービス事業において一部案件のプロジェクト計画に見直しが発生したことや、ＥＲＰ事業において第２四半期に入り開発案件の受注の伸び悩み等により、売上高は前回発表予想比△1.9%を見込んでおります。利益面につきましては、デジタルマーケティング事業における売上高の伸長に加え、情報サービス事業におけるコスト低減や、ＥＲＰ事業における高収益案件の受注により利益を確保した結果、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益は、前回発表予想を上回る見込みです。なお、通期連結業績予想につきましては、記録的な円安等で原材料価格が高騰したことによる企業のＩＴ投資意欲への影響や、ウクライナ情勢の長期化、新型コロナウイルス感染症の再拡大等、今後に向けて不透明な要素があるため、現時点では公表済み予想値の変更はございません。業績予想の修正が必要と判断した場合には速やかに開示いたします。また、配当予想につきましては、前回発表の１株当たり中間配当10円、期末配当17円50銭から変更はありません。（注）本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる結果となる場合があります。