ネオマーケ、今期最終を一転赤字に下方修正

　ネオマーケティング <4196> [東証Ｓ] が9月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年9月期の連結最終損益を従来予想の2億3700万円の黒字→2億9700万円の赤字(前期は2億0600万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億3600万円の黒字→3億9800万円の赤字(前年同期は4600万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社の連結子会社である株式会社Zeroの株式取得時に発生したのれんについて、同社の業績が当初策定の計画を大きく下回ったことから、今後の事業計画を見直し、回収可能価額について慎重に検討した結果、のれんの未償却残高の全額を減損し、当連結会計年度末決算において、減損損失451 百万円 を特別損失に計上することといたしました。なお、株式会社Zeroの創業者株主と当社との間で締結された株式譲渡契約において一部契約違反に該当する事象が発生していると当社は認識しているため、株式会社Zeroの創業者（元株主）である取締役を2022年９月29日付で解任し、現在、法的措置等を講じることを検討しております。また、本件につきまして、今後当社グループの業績に重要な影響を及ぼすことが明らかとなった場合には、速やかに公表いたします。