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2024/09/30 - スパイダー(4192) の関連ニュース。~3Dモデルと2次元図面を同一画面に重ねて表示、画面切り替えが不要に!~建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダ

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スパイダープラス、建設現場のBIM活用を促進する新機能「2D図面連携」を開発

配信元:PR TIMES
投稿:2024/09/30 18:47
~3Dモデルと2次元図面を同一画面に重ねて表示、画面切り替えが不要に!~




建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダープラス株式会社は、3Dモデルと2次元図面を同一画面上に重ねて表示する「2D図面連携」を開発し、提供開始したことをお知らせいたします。

「2D図面連携」は、SPIDERPLUSのオプション機能「S+BIM(エスビム)」に追加された新機能です。
本機能の活用により、3Dモデルと2次元図面を併用する際に何度も行っていた画面の切り替えが不要になり、3Dモデルと2次元の両図面を用いた現場確認業務がさらに効率化されます。
(2024年9月現在、本機能に対する国際特許を出願中です。)
当社は本機能により、オプション機能「S+BIM」の新規導入を推進し、人手不足が深刻化する建設業界において活用が期待されているBIMの普及に貢献してまいります。
※S+BIMの紹介ページはこちら:https://spider-plus.com/functions/s-bim/
【建設業界におけるBIM活用推進の背景と課題】
BIMとは、「Building Information Modeling」の略称です。建設物の3次元モデルに、建設ライフサイクル(企画・設計・施工・竣工後の維持管理)に関するあらゆる情報が統合されていることから、建設生産プロセスを効率化する手段として、官民一体となって活用が推進されています。(出典:国土交通省 BIM/CIM委員会「令和5年度のBIM/CIM原則適用に向けた進め方」)
国土交通省では、2023年から直轄工事におけるBIM/CIM原則適用を推進しており、民間工事においても効率化の一貫としてBIM活用が拡がっている一方で、建設現場での効率的なBIM活用について課題が生まれています。
例えば、設備工事の現場では3Dモデルを見ることによって配管やダクトの干渉などを直観的に把握することができますが、配管同士の距離が設計や法律の規定に従ったものであるか否かは2次元図面で確認します。
現場において3Dモデルと2次元図面の両方で確認を行う場合、現場では2次元図面で確認した後、3Dモデルでも確認するために現場から事務所に戻ることを余儀なくされます。

そこで当社は、現場でも3Dモデルを閲覧できるSPIDERPLUSのオプション機能「S+BIM」を開発し、これらの課題を解決しています。
「S+BIM」の開発によって現場における3Dモデルと2次元図面の併用を可能にした一方で、3Dモデルと2次元図面の併用時には何度も画面を切り替えなければならないなど、改善の余地が残されていました。
このたび開発した「2D図面連携」は、この課題を解消し、現場におけるBIM活用の幅を広げる機能となっております。
【2D図面連携機能で出来ること:画面を切り替える手間が不要に!】



1. ひとつの画面で3Dモデルと2次元図面を同時に閲覧
「2D図面連携」によって3Dモデルを表示している画面の中に2次元図面を同時に表示することができるため、画面を切り替える手間を削減し、3Dモデル画面内の任意の部材と周辺の状況を直観的に把握できます。
2. 施工現場の効率化の強い助けに
3D/2D両方の図面を同一画面に表示することから、3Dモデルを見るために事務所に戻ることなく、現場で確認して作業にかかることが可能になります。
このように、「2D図面連携」によって、現場で従来余儀なくされていた手間が一掃され、確かな情報にもとづいて作業を行うことができるようになります。
「2D図面連携」により、直観的に把握した状況を作業の順番を考える際のより詳しい計画立案に活用したり、より精緻な計画にもとづいた施工ができることにより作業の手戻り発生を防いで現場の効率化に寄与します。

【S+BIM内で見たい部材をワンタップで表示!レイヤーフィルタリング機能も登場】
S+BIM画面内で表示のフィルタリングを行う際、文字列を入力することなく、画面をタップするだけで絞り込み表示を可能にします。



例えば、建物から壁など、任意の建築部材のみを非表示にしたい場合は、モデルツリーから全ての階層の部材を探したり、ひとつずつの部材を選択して他を非表示にする必要があります。
「レイヤーフィルタリング機能」によって建築部材ごとのレイヤーを設定し、表示について画面をタップすることで切り替えることが可能になります。
当社に寄せられるご相談から3Dモデルの作成や、BIMを作図に使用する場合、画面内では部材ごとのレイヤー単位で表示を絞り込むことが多く、現場で使う方々には馴染みが深いことがわかり、このたびの開発に至りました。
レイヤーフィルタリング機能と2D図面連携機能とを併用することにより、任意の部材を表示させている間、画面を切り替えることなく、任意の部材周辺の状況や壁などとの位置関係を把握できるようになります。
▼S+BIMについてはこちら
https://spider-plus.com/functions/s-bim/

なお、本機能に用いた技術について、当社は国際特許を出願中です。
特許出願によって顧客がSPIDERPLUS活用で生む付加価値を守り、拡大する建設DXニーズに引き続き応えてまいります。
配信元: PR TIMES

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