「半導体」が7位、潮流変化で戻り売りから押し目買い優勢の流れに<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が7位にランクインしている。
5月に入ってから東京株式市場では、半導体セクターを買い戻す動きが強まった。指標株でもあるアドバンテスト<6857.T>やディスコ<6146.T>が、今月半ばに中期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離を解消するなど戻り足を鮮明とした。直近では買いコストの高い投資家のヤレヤレ売りや、短期逆張り筋の利益確定売りで上値を押さえられたものの、下値では押し目買い意欲が活発だ。
前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>がしっかりだったが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅ながら3日続落。外国為替市場で足もと再び円高方向に振れていることも半導体セクターにはマイナス材料として作用しやすい。また直近では、国内の半導体工場で竣工されたものの量産体制移行などの本格操業に至っていないケースが増えていると報道されるなど、逆風が止んだとは言えない状況にある。しかし、そうした中にあっても、きょうは半導体製造装置の主力銘柄を中心に底堅さを発揮しているものが目立つ。ある程度“悪材料慣れ”してきたことで、これまでポジション調整で保有株を減らし続けてきた実需筋が打診的に買い直す動きもあるようだ。
半導体セクターではエヌビディア関連に位置付けられるアドテストやディスコ、製造装置業界最大手の東京エレクトロン<8035.T>などが買い優勢となっているほか、ソシオネクスト<6526.T>、東京応化工業<4186.T>、TOWA<6315.T>、イビデン<4062.T>なども上昇。更に中小型株ではトリケミカル研究所<4369.T>、AIメカテック<6227.T>などが投資マネーを引き寄せている。今後は中小型株に物色の裾野が広がる可能性があり、業績高変化株などを中心に出遅れている銘柄に照準を合わせておく場面か。
出所:MINKABU PRESS
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