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2023/04/21 - WACUL(4173) の関連ニュース。■WACUL <4173> 709円 (+30円、+4.4%) WACUL <4173> [東証G]が大幅続伸で新高値。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)シフトが進むなか、同社のデジタルマーケティング・プラットフォームや 人材マッチングサービスが好調で収益に貢献している。長期的かつ継続的な成長を主眼にクオリティ・グロースを目指す経営戦略を進めている。DXマーケティングと人材マッチングの相乗効果が商機拡大につながっており、足もとの利益こそ先行投資で伸びを鈍化させているものの、ここ

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4173東証グロース

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前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/04/21 05:30

WACUL <4173>  709円 (+30円、+4.4%)

 WACUL <4173> [東証G]が大幅続伸で新高値。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)シフトが進むなか、同社のデジタルマーケティング・プラットフォームや 人材マッチングサービスが好調で収益に貢献している。長期的かつ継続的な成長を主眼にクオリティ・グロースを目指す経営戦略を進めている。DXマーケティングと人材マッチングの相乗効果が商機拡大につながっており、足もとの利益こそ先行投資で伸びを鈍化させているものの、ここ数年来トップラインの伸びが著しく、24年2月期も前期比3割強の大幅増収を見込んでいる。

■T&S <4055>  2,103円 (+84円、+4.2%)

 ティアンドエス <4055> [東証G]が3連騰。前日19日に続き20日も一時8.5%を超える大幅高で2191円まで買われ、年初来高値2247円の更新を視野に捉えた。 半導体工場向けのシステム開発及び運用・保守などを手掛け、RPAを活用した業務効率化などで高実績を有する。最先端半導体工場向けでも実力を発揮し、主要顧客のキオクシアだけでなく、日の丸半導体新会社のラピダス向け案件獲得でも今後に期待が高まる。機械学習アルゴリズムを駆使して高精度の画像認識機能開発を支援するなどAI領域でも活躍舞台を広げており、今週18日には、 画像認識AIアルゴリズムが国内大手精密機器メーカー製の外観検査装置に採用されたことを発表している。株価は週初にマドを開けて売られたが、下値では大口の買いが入り売り物を吸収、その後は一気にリバウンドに転じている。

■Jティッシュ <7774>  534円 (+21円、+4.1%) 一時ストップ高

 ジャパン・ティッシュエンジニアリング <7774> [東証G]が大幅反発、一時ストップ高となった。19日の取引終了後、親会社の帝人 <3401> [東証P]との間で再生医療受託事業(CDMO事業)に関するライセンス契約を締結したと発表。これに伴い、マイルストン収入やロイヤルティー収入を受領するとしており、これを手掛かりにした買いを集めたようだ。今回の契約では、J・TECのCDMO事業に関するノウハウを非独占的に帝人へ提供する。ライセンス供与の対価として、帝人が実施するCDMO事業の立ち上げ段階に応じたマイルストン対価(総額最大3億7000万円)と、同事業の売り上げに連動したランニングロイヤルティーを受領する。マイルストン対価の一部は24年3月期第1四半期に売り上げとして計上する。同件による23年3月期業績への影響はないという。

日セラ <6929>  2,706円 (+98円、+3.8%)

 日本セラミック <6929> [東証P]が大幅反発。大和証券は19日、同社株のレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」でカバレッジを開始した。目標株価は3300円とした。センサーメーカーである同社の22年12月期は電流センサーの新規客獲得や超音波センサーのシェアアップなどもあり、連結営業利益は前の期比23.6%増の41億7800万円と18年12月期以来の最高益を更新した。今後のポイントとして、第1に今期以降も超音波センサーや電流センサーを牽引役に最高益が見込めること、第2に超音波センサーの成長性の高まりによるPER拡大が見込めること――を指摘。なかでも、長らく伸び悩んだ主力の超音波センサーは本格的な牽引役に変化していることを評価している。同証券では、23年12月期の同利益を前期比14.9%増の48億円、24年12月期は55億円と業績拡大を予想している。

高島屋 <8233>  2,068円 (+74円、+3.7%)

 高島屋 <8233> [東証P]が大幅高で3日続伸し、年初来高値を更新した。日本政府観光局が19日発表した3月の訪日外客数(推計)は181万7500人となった。コロナ禍前の19年3月との比較では34.2%減にとどまったが、前年同月となる22年3月比では27.5倍。23年2月との比較では23.2%の増加となった。訪日外客数の回復基調を受け、インバウンド消費の更なる回復を期待した買いが百貨店株に入ったようだ。J.フロント リテイリング <3086> [東証P]は連日で年初来高値を更新。三越伊勢丹ホールディングス <3099> [東証P]、エイチ・ツー・オー リテイリング <8242> [東証P]、松屋 <8237> [東証P]も堅調に推移した。日本に向けた航空路線の座席数が回復途上にあるなか、中国からの訪日外国人客はなお低調な状況となっているものの、米国や欧州、オーストラリア、中東地域からの訪日外客数の大幅な増加が全体を押し上げ、3月の訪日外客数は22年10月の個人旅行再開以降で最高となった。桜の開花が進み訪日需要が高まったことや、クルーズ船の運航再開なども寄与したようだ。

日金属 <5491>  978円 (+32円、+3.4%)

 日本金属 <5491> [東証P]が大幅続伸、上値追い態勢を明示した。3月10日以来となる1000円大台復帰も視界に入ってきた。ステンレス加工に強みを持つ圧延専業メーカーで、高付加価値製品へのシフトを進めている。そのなか、強度・軽量化のニーズに対応したグレーチング部材製品であるIバー「リプルス」の需要獲得が進んでいる。業績面では、23年3月期は原料コスト上昇に伴い増収確保も営業減益を見込むが、価格転嫁の進展により24年3月期は利益の底入れ反転が期待される。PBRが0.2倍台と超割安圏にあり、低PBR是正をテーマとした個別株物色の流れに乗っている。

ジェイリース <7187>  2,057円 (+62円、+3.1%)

 ジェイリース <7187> [東証P]が大幅続伸。19日の取引終了後、名鉄プロパティマネジメント(名古屋市中村区)と保証業務協定を締結し、名鉄プロパティマネジメントが管理する商業用賃貸物件の一部を対象に事業用賃料保証サービスの提供を開始したと発表しており、好材料視された。

ワキタ <8125>  1,327円 (+30円、+2.3%)

 ワキタ <8125> [東証P]が反発。岩井コスモ証券は19日、同社株の投資判断「B+」を継続するとともに、目標株価は1170円から1500円に引き上げた。同社は建設機械の販売・レンタルを主力とし、介護機器事業や不動産事業も展開している。23年2月期の連結営業利益は前年に比べ4.7%増の57億6500万円で着地。建機事業は競争激化で減益となったが、不動産事業が好調に推移した。24年2月期の同利益は前期比11.0%増の64億円の計画。同社は、中期経営計画で安定から成長へと舵を切っており、最終年度とする25年2月期の営業利益80億円を目指している。

フリー <4478>  3,880円 (+75円、+2.0%)

 フリー <4478> [東証G]が反発。19日の取引終了後、企業の情報システム向け作業自動化ツール「Bundle」を提供するWhy(東京都渋谷区)を株式交付により子会社化すると発表しており、好材料視された。Why株式1株に対して、フリー株式1.68株を割当てて交付する。株式交付に際して割当交付する株式には新たに発行する株式を充当する予定で、これにより発行される株式は22万4360株(希薄化率は0.39%)となる。グループとして「Bundle」の提供を更に加速させるとともに、WhyがBundleの開発・提供において培ってきたアカウント管理のプロダクトやノウハウを取り込むことで、統合型クラウドERPにおける従業員データ管理機能、情報システム部門における情報管理、人事労務領域サービス全体の強化を目指すとしている。

SANKYO <6417>  5,910円 (+110円、+1.9%)

 SANKYO <6417> [東証P]が3日続伸。20日午後0時35分ごろ、スマートパチスロ(スマスロ)機「パチスロ からくりサーカス」を発売すると発表しており、好材料視された。「パチスロ からくりサーカス」は「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」に続く同社のスマスロ第2弾。全国のパチンコホールには7月上旬に導入予定という。同時に、パチンコ機「Pフィーバークィーン2 30th ANNIVERSARY EDITION」を発売すると発表。パチンコホールには7月中旬の導入予定としている。

T&D <8795>  1,710円 (+28円、+1.7%)

 T&Dホールディングス <8795> [東証P]が4日続伸。そのほか、第一生命ホールディングス <8750> [東証P]など保険株が堅調となった。みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]など銀行株も上昇した。前日19日に三井住友フィナンシャルグループ <8316> [東証P]がAT1債の発行条件を決めた。クレディ・スイス・グループ がAT1債を無価値として以降、発行再開は世界の主要行で初とみられている。またFRBが19日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、一部地域で銀行の貸出基準が引き締められたとの指摘があった一方、経済活動全般ではほとんど変化が見られなかったとの見方が示された。金融システムの正常化への期待を一段と強める結果となり、金融株への買いを誘ったようだ。更に、19日夜には、日本銀行が今月27~28日に開く金融政策決定会合で、イールドカーブ・コントロール(YCC)政策を修正することに慎重な意見が行内で広がっていると一部で報じられた。決定会合まで残された日数を考慮すると、市場の反応を確かめるための観測気球的な報道と受け止める向きもあり、日銀がサプライズ的に政策修正をするシナリオへの思惑がなお残っているようだ。

クボタ <6326>  2,000.5円 (+28.5円、+1.5%)

 クボタ <6326> [東証P]が反発。19日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を1300万株(発行済み株数の1.09%)、または200億円としており、取得期間は4月20日から12月18日まで。株主還元策の一環として、1株あたりの価値を向上させることが目的としている。

三浦工 <6005>  3,380円 (+45円、+1.4%)

 三浦工業 <6005> [東証P]が反発。19日の取引終了後、住友ゴム工業 <5110> [東証P]に水素燃料の貫流蒸気ボイラ「SI-2000 20S」を納入し、白河工場(福島県白河市)で今年1月に稼動を開始したと発表しており、好材料視された。住友ゴは白河工場において新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として「水素エネルギーの地産地消と、工業的熱利用による温室効果ガス総合的削減実証研究」を行っており、その熱利用機器として三浦工の水素燃料の貫流蒸気ボイラ1台が採用さたという。なお同社としては初めて、副生以外の水素を燃料とした高圧貫流ボイラが生産ラインで実運用を行うことになる。

※20日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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