■TONE <5967> 1,007円 (+46円、+4.8%)
TONE <5967> [東証S]が大幅続伸。26日午後3時ごろ、25年2月28日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、好材料視された。投資単位あたりの金額を引き下げ投資家がより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大、及び株主数の更なる増加を図ることが目的という。
■ステラケミ <4109> 4,250円 (+170円、+4.2%)
ステラ ケミファ <4109> [東証P]が大幅反発。同社は26日午後2時、25年3月期の連結業績予想の上方修正を発表。今期の売上高予想を10億円増額して355億円(前期比16.6%増)、営業利益予想を5億5000万円増額して42億円(同54.3%増)、最終利益予想を4億円増額して30億円(同62.6%増)に引き上げた。自社株買いと消却に関する発表も行っており、好感されたようだ。高純度薬品事業では 半導体部門において、AI向け半導体を中心に市況が回復。国内外で出荷量が好調に推移し、収益が上振れする。同社は取得総数24万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.0%)、取得総額12億円を上限とする自社株買いも発表。取得期間は25年1月6日から3月24日までとする。また、3月31日に自己株24万株を消却する。
■小林製薬 <4967> 6,173円 (+226円、+3.8%)
小林製薬 <4967> [東証P]が3日ぶり大幅反発。香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが小林製薬の株式を買い増していたことが25日の取引終了後に判明し、思惑視した買いを誘ったようだ。同日、関東財務局に提出された変更報告書によると、オアシスの保有割合は7.54%から10.10%に上昇した。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」。報告義務発生日は18日となっている。
■日ヒュム <5262> 1,395円 (+46円、+3.4%)
日本ヒューム <5262> [東証P]が大幅続伸。25日の取引終了後、株主優待制度を拡充すると発表しており、これが好感された。株主優待における保有株数の要件を従来の600株以上から400株以上に引き下げ、新制度では毎年3月末と9月末時点で400株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて2000から2万ポイントの株主優待ポイントを年2回付与する。25年3月末から適用を始めるとしている。
■ニフコ <7988> 3,868円 (+124円、+3.3%)
ニフコ <7988> [東証P]が大幅続伸。26日午後1時ごろに自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。上限を58万株(発行済み株数の0.60%)、または20億円としており、取得期間は25年1月6日から2月26日まで。資本効率の向上を図るとともに、経営環境に応じた機動的な財務政策を可能にするために取得するとしている。
■オルツ <260A> 584円 (+18円、+3.2%)
オルツ <260A> [東証G]が大幅反発。同社は25日の取引終了後、DX(デジタルトランスフォーメーション)とCX(カスタマーエクスペリエンス)に関するコンサルティングとシステム開発を手掛けるわさび(東京都渋谷区)の株式を100%取得し、子会社化すると発表。加えて、DXコンサルティング事業などを展開するGreen&Digital Partners(同)の株式も全て取得して子会社化すると開示した。発表を手掛かり視した買いが入ったようだ。オルツはAIソリューション事業において、システム開発力の強化につなげる方針。2社の株式取得価額は概算で7億6000万円。オルツは24年12月期から単体決算から連結決算に移行する。
■アーレスティ <5852> 605円 (+18円、+3.1%)
アーレスティ <5852> [東証P]が大幅続伸。25日取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。来年以降、毎年3月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数や期間に応じて株主優待ポイントを贈呈する。
■地域新聞社 <2164> 339円 (+10円、+3.0%)
地域新聞社 <2164> [東証G]が大幅続伸。25日取引終了後、駅探 <3646> [東証G]と地方創生事業領域で業務提携したと発表した。地域新聞社が保有する販路における駅探が保有するソリューションを用いた提案機会の創出、両社事業資産の活用によるインバウンド向けサービスの共同開発などを行う。この発表が手掛かりとなった。
■サイフューズ <4892> 450円 (+9円、+2.0%)
サイフューズ <4892> [東証G]が3日続伸。26日午前10時30分、神経再生に関する論文が「PLOS One」に掲載されたと発表。これを好材料視した買いが株価を押し上げたようだ。日本医療研究開発機構(AMED)からの採択事業において、京都大学医学部付属病院と東京大学医科学研究所とともに臨床開発を進める同種(他家)細胞を用いた末梢神経再生に関する論文で、バイオ3Dプリンターを使用して製造した3D神経導管をラットに移植した後、神経再生が確認された研究成果について触れたものという。
■エプコ <2311> 814円 (+14円、+1.8%)
エプコ <2311> [東証S]が3日続伸。25日の取引終了後、skyACE(東京都中央区)と資本業務提携すると発表したことが好感されたようだ。skyACEはCAD/BIMシステム開発をはじめとする建設DXに強みを持つシステム開発会社。提携を通じてエプコグループのシステム開発体制の強化を図り、業務効率化と顧客満足度を目指すほか、資本面では同社がskyACE株式の一部を取得するという。また、同日に月次業績を発表。11月度の連結経常利益は前年同月比28%増の1億6100万円だった。
■ジェリビンズ <3070> 119円 (+2円、+1.7%)
ジェリービーンズグループ <3070> [東証G]が上伸。前日比12.8%高の132円まで上昇する場面があった。25日の取引終了後、フォーシーズHD <3726> [東証S]と業務提携に関する基本合意書を締結すると発表しており、これが好材料視されたようだ。同社は株主優待の改善(優待金額の大幅増加)に伴い、優待取扱商品の大規模な拡充を目指している。今回の提携によって優待商品拡充の第一弾としてフォーシーズの人気商品の取り扱いを始めるほか、フォーシーズが展開するアロマブルーム店舗で同社商品の販売を開始するという。
■りたりこ <7366> 870円 (+12円、+1.4%)
LITALICO <7366> [東証P]が3日ぶり反発。25日の取引終了後、投資運用会社のパンテウム・パートナーズ・リミテッドが大量保有報告書を関東財務局に提出。報告書によると、パンテウム・パートナーズと共同保有者のりたりこ株式保有比率は5.04%となり、新たに5%を超えたことが判明した。これを受けて需給思惑的な買いが向かったようだ。保有目的は純投資としている。報告義務発生日は12月18日となっている。
■遠藤製作所 <7841> 1,320円 (+18円、+1.4%)
遠藤製作所 <7841> [東証S]が3日ぶり反発。25日の取引終了後、タービンや建設機械、鉄道用の部品製造を手掛ける日亜鍛工(群馬県富岡市)の全株式を取得し、子会社化すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。日亜鍛工は業界最大級のエアスタンプハンマーによる大型鍛造品の製造を強みとする。遠藤製作所は事業領域を拡大し、更なる成長を図る。取得価額は概算で約10億円。株式譲渡実行日は2025年2月1日とする。
※26日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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