パーカライ、非開示だった今期経常は46％減益、未定だった配当は24円実施

　日本パーカライジング <4095> が8月6日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比69.8％減の15.5億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比45.9％減の85億円に落ち込む見通しを示した。

　同時に、従来未定としていた今期の上期配当を12円(前年同期は11円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も12円実施する方針とした。年間配当は24円となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の12.9％→5.8％に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大による事業活動への影響を合理的に算定することが困難であることから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき、連結業績予想を算定いたしました。※上記の予想は現時点で入手可能な情報や予測等に基づき作成したものであり、実際の業績は新型コロナウイルス感染症の収束時期等、様々な要因により変動する可能性があります。