決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … 田中化研、八千代工、タスキ (8月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月31日から1日の決算発表を経て2日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　タスキ <2987>
　23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期非連結比57.9％増の16.1億円に拡大し、通期計画の20.8億円に対する進捗率は77.8％に達し、3年平均の58.2％も上回った。

★No.2　あじかん <2907>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の6億円(前期は4.6億円)を据え置いた。

★No.3　カンダ <9059>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比18.2％増の9.1億円に伸び、4-9月期(上期)計画の16億円に対する進捗率は57.2％に達し、5年平均の52.3％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2987> タスキ 　　　　東Ｇ　　 +6.94 　　8/ 1　　　3Q　　　 57.85
<2907> あじかん 　　　東Ｓ　　 +1.74 　　8/ 1　　　1Q　　　 -1.75
<9059> カンダ 　　　　東Ｓ　　 +1.29 　　8/ 1　　　1Q　　　 18.22
<4080> 田中化研 　　　東Ｓ　　 +0.44 　　8/ 1　　　1Q　　　 -0.61
<7298> 八千代工 　　　東Ｓ　　 +0.07 　　8/ 1　　　1Q　　　 61.89

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース