カーバイドが安い、連結子会社で不適切な会計処理と発表

　日本カーバイド工業<4064.T>が安い。１９日の取引終了後、産業プラントの設計・施工を手掛ける連結子会社のダイヤモンドエンジニアリング（富山県魚津市）で不適切な会計処理があったと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

　２０１４年ごろから完成工事の原価を未成工事の原価に付け替えることによる費用の繰り延べや、工事進行基準を適用している大型工事案件にかかる売り上げの前倒し計上などの不適切な会計処理が行われていたとという。カーバイドでは、不適切な会計処理による損益影響額は、累計で約７億円と推定しており、業績への影響が懸念されている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）