後場の日経平均は920円高でスタート、さくらや日立などが高い
日経平均;36540.24;+920.47TOPIX;2575.32;+44.65
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比920.47円高の36,540.24円と、前引け(36,605.62円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は36,510円-36,680円のレンジでもみ合い落。ドル・円は1ドル=142.40-50円と午前9時頃から40銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値近辺で推移し0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で下値が堅く1.0%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。昨日の8月の米消費者物価指数(CPI)に続き、今晩は8月米生産者物価指数(PPI)が発表され、また、明日は日本の株価指数先物・オプション9月物の特別清算指数(SQ)算出日となることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがある。一方、日経平均は昨日までの7日続落で3000円を超す下げとなったことから、引き続き押し目買いが入りやすいようだ。
セクターでは全業種が上昇。非鉄金属、電気機器、機械が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、さくら<3778>、IHI<7013>、霞ヶ関キャピタル<3498>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、NEC<6701>、フジクラ<5803>、川崎重<7012>、日立<6501>、信越化<4063>が高い。一方、第一三共<4568>、NTT<9432>、楽天グループ<4755>、日本製鉄<5401>が下落している。
<CS>
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