<6240> ヤマシンフィルタ
四季報によると、中国の排ガス規制を追い風に建機用フィルターが新車用、交換用とも絶好調。濾過機能の高いナノ素材使用の新製品も中盤から寄与する。営業益続伸。会社計画は過小。会社5円配計画に上乗せ期待。濾過機能従来品比3倍のガラス繊維・ナノ素材併用型フィルターを7月から供給開始。フィルター組み立ては自社セブ工場に加え米国、中国に委託先確保。
5月15日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+23.0%の23.50億円、経常利益+28.3%の23.40億円の増収・増益の見通し。3期連続の増収・増益の見通し。機械:建機用フィルタ、産業用フィルタ。
現在、2016年8月1日の85.8円(分割前429円)を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2017年8月8日の476円(分割前2382円)を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、この中で今年の1月12日の1579円の高値をつけ、2月9日の1115円まで押し目を入れて、3月9日には1502円の2番天井となりました。この1502円から短期の下降トレンド(C)となっていましたが、6月26日に1000円を安値にもみあったあと、下降トレンド(C)を上放れて8月3日に1216円で買転換となっています。
<4041> 日本曹達
四季報によると、苛性ソーダ値上げ通年化、好採算の医薬添加剤も稼ぐ。だが穀物農薬の競合きつい。新剤開発費に加え中国原料・重油高が圧迫。建設は受注残豊富も長納期多い。営業益反落。ブラジル農薬持分益一服。リチウム電池材料の販売開始。新殺菌剤は19年からシンジェンタ社向け出荷、7~8年かけ年30億円に。新ダニ剤も19年国内販売へ。精力的にM&A、提携探る。
8月3日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益-21.8%の50億円、経常利益-16.3%の77億円の減収・減益の見通し。5月11日時点の予想と変わらず。化学:化学品、農業化学品、商社、運輸倉庫。
2012年6月5日の275円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2015年10月23日の966円でピークをつけ下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2016年7月8日の384円の安値をつけて反発に転じました。11月9日に404円で2番底をつけて2017年2月22日の681円まで上昇し、5月30日に561円まで押し目を入れ、11月9日の796円、今年の1月15日の809円と2点天井をつけて調整入りとなりました。その後、3月26日の569円、6月22日の580円と2点底をつけて再上昇し、8月6日の679円で買転換となっています。
<6958> 日本シイエムケイ
四季報によると、車載用配線基板は国内で安全装置向け堅調。中国も日系企業向け着実増。タイが生産能力アップし輸出拡大。が、人民元やタイバーツ高が利益圧迫。原料高も痛手で工場合理化も及ばず。営業益後退。タイ工場増設し年末に稼働予定。中国工場も設備更新で品質と生産性改善推進。車載向けに好採算の高密度なビルドアップ基板の採用増え、シェア拡大狙う。
8月3日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益-6.2%の40億円、経常利益‐5.5%の37億円の減収・減益の見通し。5月11日発表時点と変わらず。
2015年10月20日の224円を安値に、上昇トレンド(A)を形成し、この中で2016年11月9日の480円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)の中で2017年7月26日の1112円、8月28日の1163円、11月7日の1234円と順上げの三尊天井となって、11月7日の1234円をピークに下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で、今年の3月5日に819円の安値をつけてもみあい、5月2日の892円の戻り高値をつけたあと、下向きの先細三角形(D)の下げとなっていましたが、7月5日の650円を安値に反発となり、8月7日に800円で買転換(上放れ)となっています。
<6925> ウシオ電機
四季報によると、映像装置は中国映画館向け停滞が響く。ただ光学装置はスマホ基板向け直描式露光装置や電子部品向け投影露光装置好調。光源も液晶・半導体の露光用ランプや固体光源が伸長。営業益復調続く。増配。生産をカナダから中国へ本格的に移行、不採算案件も減らし、250人程度減員の計画。映画館向けではRGBレーザープロジェクターの新製品を拡販。
7月31日発表時点、2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+23.1%の125億円、経常利益+16.2%の140億円の2期連続の増収・増益の見通し。5月10日時点の見通しから変わらず。
2014年10月17日の1049円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年5月18日の1873円をピークに調整後、11月11日に1859円の2番天井をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2016年8月1日の985円まで下落したあと、上昇トレンド(C)へ移行し、この中で今年の1月9日の1707円まで戻したあと調整入りとなり、6月20日の1332円、7月5日の1331円とダブル底をつけて、7月9日に1420円で買転換となり、8月1日の1541円まで上昇後、押し目となっています。月足でみると2017年5月12日の1346円、今年の7月5日の1331円と2点底、日足でみると6月20日の1332円、7月5日の1331円のダブル底からの反発という形です。
<4651> サニックス
四季報によると、市場縮小や買い取り価格低下により太陽光発電が下げ止まらず。だが白アリ防除が営業強化奏功し拡大。家屋補修や基礎補修は大幅増。廃液・廃プラのリサイクルも伸び続く。仕入れ先見直しによる原材料価格低減も効く。営業益大幅回復。白アリ防除や家屋補修関連で拠点を増設。ビル・マンション建物保全はオーナーに直接営業へ。疑義注記解消。
8月9日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+75.8%の21.90億円、経常利益+106.1%の21億円の増収・増益の見通し。5月14日時点の発表と変わらず。
2014年5月29日の1637円をピークに下降トレンド(A)を形成。この中で2016年2月12日の119円で底打ちとなり、その後は、ゆるやかな上昇トレンド(B)となっています。この中で2017年9月5日の388円を高値に、今年の2月6日の207円まで下げて6月5日の389円まで反発し、7月11日の264円まで押し目を入れ、7月31日の383円まで戻して再下落となっています。8月9日の決算発表では通期予想は変わっていませんので、狭い範囲の上下動で動きそうです。現在、ゆるやかな上昇トレンド(B)ですが、目先は上値が6月5日の389円、7月31日の383円ですので200~390円のボックス相場になる可能性があります。
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