会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.3億円→14.3億円(前年同期は6.8億円)に2.3倍増額し、一転して2.1倍増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の89円→117円(前の期は57円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
今回の修正見通しの前提として、肥料事業におきましては、原料価格高騰に伴い昨年6月及び11月と二度に亘り肥料価格が値上がりとなりました。当社グループは、昨今から続く特異的な原料情勢の中でも、国内トップクラスの肥料メーカーとして安定供給を果たすべく、在庫リスクがあるものの常時一定量の原料及び製品在庫を確保し、値上がりを見越した駆け込み需要等にも対応して参りました。このような中、肥料事業は原価に占める原材料費の割合が高いことから、原料価格が大きく上昇あるいは下落する期間においては、安定供給のため保有している原料及び製品在庫が損益に大きく影響を与えます。 このような上記動向を勘案し、連結業績予想につきましては、原料価格高騰に伴う駆け込み需要の反動により、売上高は51,000百万円(前回予想比3.6%減)、また利益面につきましては、肥料価格値上がりに伴う在庫益が想定以上に発現したこと等により、営業利益3,500百万円(前回予想比40.0%増)、経常利益3,400百万円(前回予想比30.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,100百万円(前回予想比31.3%増)となる見通しであります。 また、個別業績予想につきましても、同様の理由から、営業利益以下の利益項目において前回予想及び前期実績を上回る見通しであります。
当社グループは、株主に対する利益還元を経営の重要政策と位置づけ、安定的かつ継続的に業績に見合った成果の配当を行うことを基本とし、引き続き配当性向50%を目標としております。 当期の期末配当につきましては、1株あたり89円を予定しておりましたが、通期の連結業績予想を上方修正することを勘案し、1株当たり117円とさせていただく予定であります。 (注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいております。実際の業績は、様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
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