神島化学工業 [東証２] が9月10日大引け後(15:00)に決算を発表。21年4月期第1四半期(5-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.3倍の3.2億円に急拡大した。
　併せて、非開示だった5-10月期(上期)の業績予想は経常利益が前年同期比9.7％増の5.2億円に伸びる見通しを示した。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は10円)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である5-7月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.0％→7.1％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年４月期第２四半期（累計）の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、業績予想の合理的な算定が困難な部分がありますが、現時点で入手可能な前提条件に基づき算定いたしました。　なお、通期業績予想につきましては、現時点で合理的に算定することが困難なため、未定としております。今後の業績への影響を慎重に見極め、合理的な算定が可能となった時点で速やかに公表することを予定しています。

　　当社は、株主のみなさまへの利益還元を重要な経営課題のひとつとして認識しており、配当につきましては、長期的に安定的な配当の継続を基本に、各期の利益水準、配当性向、及び将来に向けた内部留保の確保等を総合的に勘案し、株主の皆さまに利益還元する方針としています。　新型コロナウイルス感染症拡大の影響による厳しい経営環境ではありますが、上記方針に基づき、本日発表しました2021年４月期第２四半期累計期間の業績予想を踏まえて、中間配当は１株当たり10円を予定しています。　なお、期末配当金につきましては、通期業績予想についての合理的な算定が困難なため、引き続き未定とさせていただき、合理的な算定が可能となった時点で速やかに公表いたします。