住友化が急反落、24年3月期業績及び配当予想を下方修正
医薬品事業で北米での進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」、子宮筋腫治療剤「マイフェンブリー」、過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」、非定型抗精神病薬「ラツーダ」などの売り上げが計画を下回る見込みであることに加えて、石化製品などエッセンシャルケミカルズ事業で持ち分法適用関連会社であるラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニーの業績悪化が見込まれることが響く。また、事業環境の変化を踏まえた事業構造改善費用の計上などが見込まれることも利益を押し下げる。
同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高1兆8069億円(前年同期比19.9%減)、営業損益1606億3400万円の赤字(前年同期714億4100万円の黒字)、最終損益1097億7800万円の赤字(同603億1000万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS
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