有機EL関連が軒並み高、“供給不足解消は19年以降”との報道が刺激◇
住友化学<4005.T>、出光興産<5019.T>、平田機工<6258.T>、ブイ・テクノロジー<7717.T>、アルバック<6728.T>、タツモ<6266.T>、保土谷化学工業<4112.T>など有機EL関連株が軒並み高に買われている。有機ELは、特定の有機物に電圧をかけると発光する特性を持ち、ポスト液晶の最有力候補として次世代ディスプレーの地位を確立している。米アップルが今秋にも発売予定の「iPhone8」では有機ELパネル搭載が有力視されており、関連企業への収益面での恩恵が期待されている。
7日付の日本経済新聞が「スマートフォン向けの有機ELパネルの供給不足感が解消するのは、2019年以降になりそうだ」と報じた。「スマホ用有機ELの世界需要は17年、前年比44%増の約5億3千万枚となりそうだ。一方、全体の供給量は5億6千万枚で需要との差は5%。出荷に余裕がある目安となる10%を下回る公算が大きい」と伝えており、足もとはこれが関連銘柄の株価を強く刺激している格好だ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
7日付の日本経済新聞が「スマートフォン向けの有機ELパネルの供給不足感が解消するのは、2019年以降になりそうだ」と報じた。「スマホ用有機ELの世界需要は17年、前年比44%増の約5億3千万枚となりそうだ。一方、全体の供給量は5億6千万枚で需要との差は5%。出荷に余裕がある目安となる10%を下回る公算が大きい」と伝えており、足もとはこれが関連銘柄の株価を強く刺激している格好だ。
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