シャノン、今期経常を一転黒字に上方修正

　シャノン <3976> [東証Ｍ] が9月30日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年10月期の連結経常損益を従来予想の2900万円の赤字→1200万円の黒字(前期は2600万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9100万円の赤字→5000万円の赤字(前年同期は6500万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う各種経済活動の自粛要請、オフライン開催でのセミナーやイベント、展示会の開催中止や現在も続くイベント開催における収容率要件や人数上限といった制限措置の影響は現在も当社事業のみならず、様々な経済活動に影響を及ぼしておりますが、足元の当社事業環境においては、With/Afterコロナにおけるニューノーマルを模索したお客様の動きも具体化してきており、当社の「オンラインカンファレンスサービス」や「バーチャルイベントサービス」等の取り組みについても、徐々にではありますが、具体的な成果を生みつつあります。これに伴い、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想値を上回る見通しとなりました。