3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は下落、マザーズ弱含みも中小型株中心の物色に向かいやすい
・ドル・円は本日安値圏、株安を意識
・値下がり寄与トップはダイキン工業<6367>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は下落、マザーズ弱含みも中小型株中心の物色に向かいやすい
日経平均は下落。前週末比114.02円安の22751.13円(出来高概算5億3000万株)で前場の取引を終えた。米国によるカナダとの通商交渉を見極めたいとの思惑や中国からの輸入品2000億ドルに対する関税引き上げへの警戒感等から、利食い優勢の相場展開となっている。円相場が1ドル110円台後半と円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせているようである。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い優勢で始まると、その後22727.67円まで下げ幅を広げる局面もみられた。ただし、積極的に売り込む流れにもならず、日経平均は先週末の価格レンジ内でのこう着をみせている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を超えている。セクターでは、非鉄金属、不動産、パルプ紙、ガラス土石、金属製品が軟調。半面、空運、水産農林、小売、倉庫運輸、情報通信、食料品が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、ファナック<6954>が重石となる一方で、ファーストリテ<9983>、キッコーマン<2801>、KDDI<9433>が下支える格好。
日経平均は利食い優勢ながらも、売り一巡後は底堅さが意識されている。3日の米国市場はレーバー・デーの祝日で休場となることもあり、海外勢のフローは限られている状況であろう。この流れを受けてややディフェンシブ寄りの物色となっているほか、個人主体の中小型株物色も限られているが、一部の銘柄に短期筋の値幅取り狙いの資金が集中する格好であり、それ程地合いの悪さは感じられない。また、外部要因を見極めたい状況の割には底堅さが意識されるといったところである。
本日は相対的にマザーズの弱さが目立っているが、明日も海外勢の資金流入は限られると考えられるため、中小型株中心の物色に向かいやすく、動きの強い中小型株には資金が集中しやすい。また、サンバイオ<4592>の強い値動きが意識されるなか、低位のバイオ株への関心も高まりやすいところであろう。
■ドル・円は本日安値圏、株安を意識
3日午前の東京市場で、ドル・円は本日の安値を下抜け、110円80銭台に値を下げている。ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いとなり、日本株安継続を警戒した円買いに振れやすい。また、上海総合指数もマイナス圏で推移しており、円買いを支援しているようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円88銭から111円19銭、ユーロ・円は128円59銭から128円97銭、ユーロ・ドルは1.1589ドルから1.1604ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・バリューデザイン<3960>やSKIYAKI<3995>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはダイキン工業<6367>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・USTRライトハイザー代表
「カナダとの貿易協議は建設的だった、進展があった。5日に再開」
「トランプ米大統領、議会に対メキシコとの貿易合意に署名する計画を伝えた、90日以内にカナダが望めばカナダとも」
・国際通貨基金(IMF)
「アルゼンチンを全面的に支援」
・加フリーランド外相
「米国とカナダはWin Win合意に向けて務めている」
「NAFTA交渉、まだ合意にいたっていない」
「Win Win合意、達成可能」
「我々はカナダにとって良い協定のみ署名する」
「進展したが、まだ、やることがある」
【経済指標】
米・8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI):63.6
(予想:63.0、7月:65.5)
米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:96.2
(予想:95.5、速報値:95.3)
米・8月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.0%
(速報値:2.9%)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・14:40 黒田日銀総裁講演(株価指数先物30周年記念シンポジウム)
<海外>
・休場:米国、カナダ(レーバーデー)
<HH>
・日経平均は下落、マザーズ弱含みも中小型株中心の物色に向かいやすい
・ドル・円は本日安値圏、株安を意識
・値下がり寄与トップはダイキン工業<6367>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は下落、マザーズ弱含みも中小型株中心の物色に向かいやすい
日経平均は下落。前週末比114.02円安の22751.13円(出来高概算5億3000万株)で前場の取引を終えた。米国によるカナダとの通商交渉を見極めたいとの思惑や中国からの輸入品2000億ドルに対する関税引き上げへの警戒感等から、利食い優勢の相場展開となっている。円相場が1ドル110円台後半と円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせているようである。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い優勢で始まると、その後22727.67円まで下げ幅を広げる局面もみられた。ただし、積極的に売り込む流れにもならず、日経平均は先週末の価格レンジ内でのこう着をみせている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を超えている。セクターでは、非鉄金属、不動産、パルプ紙、ガラス土石、金属製品が軟調。半面、空運、水産農林、小売、倉庫運輸、情報通信、食料品が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、京セラ<6971>、ファナック<6954>が重石となる一方で、ファーストリテ<9983>、キッコーマン<2801>、KDDI<9433>が下支える格好。
日経平均は利食い優勢ながらも、売り一巡後は底堅さが意識されている。3日の米国市場はレーバー・デーの祝日で休場となることもあり、海外勢のフローは限られている状況であろう。この流れを受けてややディフェンシブ寄りの物色となっているほか、個人主体の中小型株物色も限られているが、一部の銘柄に短期筋の値幅取り狙いの資金が集中する格好であり、それ程地合いの悪さは感じられない。また、外部要因を見極めたい状況の割には底堅さが意識されるといったところである。
本日は相対的にマザーズの弱さが目立っているが、明日も海外勢の資金流入は限られると考えられるため、中小型株中心の物色に向かいやすく、動きの強い中小型株には資金が集中しやすい。また、サンバイオ<4592>の強い値動きが意識されるなか、低位のバイオ株への関心も高まりやすいところであろう。
■ドル・円は本日安値圏、株安を意識
3日午前の東京市場で、ドル・円は本日の安値を下抜け、110円80銭台に値を下げている。ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いとなり、日本株安継続を警戒した円買いに振れやすい。また、上海総合指数もマイナス圏で推移しており、円買いを支援しているようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円88銭から111円19銭、ユーロ・円は128円59銭から128円97銭、ユーロ・ドルは1.1589ドルから1.1604ドルで推移した。
■後場のチェック銘柄
・バリューデザイン<3960>やSKIYAKI<3995>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはダイキン工業<6367>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・USTRライトハイザー代表
「カナダとの貿易協議は建設的だった、進展があった。5日に再開」
「トランプ米大統領、議会に対メキシコとの貿易合意に署名する計画を伝えた、90日以内にカナダが望めばカナダとも」
・国際通貨基金(IMF)
「アルゼンチンを全面的に支援」
・加フリーランド外相
「米国とカナダはWin Win合意に向けて務めている」
「NAFTA交渉、まだ合意にいたっていない」
「Win Win合意、達成可能」
「我々はカナダにとって良い協定のみ署名する」
「進展したが、まだ、やることがある」
【経済指標】
米・8月シカゴ購買部協会景気指数(PMI):63.6
(予想:63.0、7月:65.5)
米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:96.2
(予想:95.5、速報値:95.3)
米・8月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.0%
(速報値:2.9%)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・14:40 黒田日銀総裁講演(株価指数先物30周年記念シンポジウム)
<海外>
・休場:米国、カナダ(レーバーデー)
<HH>
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