<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位に出前館
19日の東京市場で、出前館が急反落。前週末16日にはストップ高と急騰したが、週明けのこの日は一転して売られている。同社が15日取引終了後に発表した20年8月期の連結業績は、営業損益が26億2300万円の赤字(前の期は3900万円の赤字)となった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で料理宅配需要は伸びたが、広告などの先行費用もあり、最終赤字となった。21年8月期の同損益も130億円の赤字見通し。同社はLINE<3938.T>グループとの協業を通じて事業の拡大を加速させており、今期も大幅な投資を進める方針だ。ただ、同時に発表された中期経営計画では23年8月期に同利益は120億円と黒字転換する見通しであり、先週末は中長期的な成長計画を評価する買いが入ったようだ。とはいえ、足もとでは赤字基調が続くことは警戒されており、高値警戒感が膨らむなかこの日は売り優勢の展開となっている。
出所:MINKABU PRESS
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