はてなが急反騰、コンテンツプラットフォーム好調で１７年７月期業績予想を上方修正

　はてな<3930.T>が急反騰し年初来高値を更新している。５月３１日の取引終了後、１７年７月期の単独業績予想について、売上高を１８億６６００万円から１８億７５００万円（前期比２０．３％増）へ、営業利益を２億５３００万円から３億３１００万円（同３１．１％増）へ、純利益を１億５０００万円から１億９８００万円（同３７．４％増）へ上方修正したことが好感されている。

　インターネット上で利用者自身が投稿・閲覧を行うＵＧＣ（ユーザー発信コンテンツ）サービスの会員数増加に伴い、コンテンツプラットフォームサービスが堅調に推移したほか、テクノロジーソリューションサービスの一つである受託サービスで既存案件の取引量拡大と新規案件の受注を果たすことができたことが上方修正の要因。また、データセンター利用料について機能再配置によるコスト削減効果が現れたことも寄与したという。

　また、同時に発表した第３四半期累計（１６年８月～１７年４月）決算は、売上高１４億１１００万円（前年同期比１７．４％増）、営業利益２億９４００万円（同２８．８％増）、純利益１億８０００万円（同４８．５％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）