今期業績を情報修正、CM効果てきめんで認知率向上
2月9日の決算、18年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比14.4%増の10億円に伸び、通期計画の10億円に対する進捗率は100.0%に達し、さらに前年同期の86.9%も上回った。
国内及び海外の旅行サイトとの直接連携を加速させることで商品情報の拡充を図るとともに、ユーザー要望の強い空席表示対応商品を拡大し成約率を増加させたことが寄与。
3月14日に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円から11.5億円に15.0%上方修正し、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。昨年9月時点で認知率26.9%に到達し、通期目標であった認知率25%を6カ月前倒しで達成。幅をもたせていたCM実施費用が概ね確定したことで、通期業績予想を予想レンジの上限に近い水準に修正することとした。
チャート面では25日線を上抜け後押し目を探る展開に。前日は陽線引けし、3月13日の高値もザラ場では上抜いていることから、買い継続の展開を想定する。
業種:情報・通信
時価総額:779.9億円
PER:109.91倍
PBR:20.92倍