業績相場の資金流入期待、テクニカル好転も追い風に
時価総額:237.79億円
PER:35.67倍
PBR: 8.06倍
独立系のシステムインテグレータ企業でソフトウェア開発を主軸とした事業を展開し、サイバー攻撃に備えるセキュリティシステムを構築。金融・通信分野の顧客基盤を抱え、業務系ソフトウェアの他にも組込系やネットワーク系などにも領域拡充を図る。
業績面では増収増益基調で、特に足元の四半期業績は増益幅が拡大。利益率の高い自社商品事業が伸び、大手企業への導入が段階的に進展している「WebARGUS」や案件数拡大で増収寄与の「xoBlos」などがある。今年の特殊要因として改元対応や増税に伴う軽減税率対応などのシステム入れ替え特需などの業績寄与も大きくなりそうだ。
株価推移は保ち合いの様相から徐々に水準を切り上げる動きに変わってきている。テクニカルでは一目均衡表の雲抜けが近づいており、今週から来週にかけてのところで2/15の年初来高値を更新する流れとなれば面白くなりそう。米国の企業決算シーズン入りで業績相場の色合いが濃くなれば期待買いの流入が見込まれる。