同テクノロジーは、同社が視覚の再生を目指す「NEW VISIONプロジェクト」における技術(グラス)開発での動物実験において適切かつ有用なだけではなく、単独でも、人を含めた視力検査装置に応用可能であることから特許出願した独自技術としている。
従来、動物の視力を判定する方法としては、移動する縞模様画像に動物が追従する際の首振りを目視で測定しており、目視後、自動化のため、カメラで撮影した動物の首振り角度を回帰直線等で判定する方法が存在していたが、結果として常に目視確認が必要とされており、それゆえ誤判定される問題が存在していた。
一方、当テクノロジーは、AI算出によるベクトルデータを基に、データサイエンスによる線形性を維持したデータ解析技術を基礎として開発されており、人の目による目視確認での誤判定問題を解決し、かつ、目視でも気づかない微細な首振りまでをアルゴリズムにより明確に解析することを実現する技術になっているという。
同社は、引き続き、テクノロジーによって世界を変革していくことを目指し、さまざまな角度から多様な分野で継続的に研究開発に取り組んでいくとしている。
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