―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の5月2日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.4 ＩＴメディア <2148>
18年3月期の連結最終利益は前の期比4.0％増の4.9億円に伸びたが、19年3月期は前期比4.9％減の4.7億円に減る見通しとなった。
▲No.6 チャームケア <6062>
18年6月期第3四半期累計(17年7月-18年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比8.9％減の5.1億円に減り、通期計画の10億円に対する進捗率は51.1％にとどまり、5年平均の67.8％も下回った。
▲No.7 新東 <5380>
18年6月期第3四半期累計(17年7月-18年3月)の経常損益(非連結)は4000万円の赤字(前年同期は1億2700万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3910> ＭＫシステム ＪＱ -14.83 5/ 7 本決算 2.38
<9782> ＤＭＳ ＪＱ -5.02 5/ 7 本決算 1.54
<7985> ネポン 東２ -4.66 5/ 7 本決算 9.59
<2148> ＩＴメディア 東Ｍ -3.27 5/ 7 本決算 －
<9878> セキド 東２ -3.03 5/ 7 本決算 28.21
<6062> チャームケア 東２ -2.62 5/ 7 3Q -8.91
<5380> 新東 ＪＱ -1.78 5/ 7 3Q 赤転
<7891> 日本ユピカ ＪＱ -0.68 5/ 7 本決算 -23.60
<7636> ハンズマン ＪＱ -0.51 5/ 7 3Q -8.57
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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