トランプ政権による高関税発動や予想を下回った雇用統計を嫌気し、寄り付き後、下落。その後発表されたISM製造業やミシガン大消費者信頼感指数も予想を下回り、経済に悲観的な見通しが強まり一段安となった。オンライン小売、アマゾン(AMZN)の決算に失望した売りがナスダックを押し下げた。トランプ大統領がソーシャルメディア投稿で、ロシアのメドベージェフ前大統領の挑発的な声明を受け、適切な地域に原子力潜水艦2隻の配備を命令したとの報道で地政学的リスク上昇を警戒した売りに一段と拍車がかかり、終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比16pt安の742ptからスタートした。米国株安や地政学リスクの高まりを受け、朝方は大幅安となったものの、9時過ぎには下げ止まり、その後は買いが先行。プライム市場が売られる中、外部環境の影響を受けにくいグロース市場に短期資金の流入が観測され、底堅い値動きとなった。引き続き25日移動平均線や日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限が強力な下値サポートとして機能し、長い下ヒゲを形成。小幅反落となる756ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、ハートシード<219A>やデータセクション<3905>などが下落した。 <SK>
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