不透明感の緩和や貿易戦争への懸念が後退し、寄り付き後、上昇。しかし、ヘルスケアのユナイテッドヘルス・グループ(UNH)などの冴えない決算が重しとなり、相場は下落に転じた。JOLT求人件数が予想を下回ったほか、連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感も売り圧力となり終日軟調に推移。その後、対中通商協議で関税停止措置延長を巡りトランプ大統領の承認次第だが、ほぼ合意したことが明かになり、下げ止まり終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比5pt安の741ptからスタートした。米株安の流れを受けて朝方は売り優勢の展開。10時頃にかけて仕掛け的な売りも観測され、下げ幅を拡大する場面もみられた。一方、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限や25日移動平均線での底堅さを確認すると、売り一巡後は下げ幅を縮小。終盤にはプラス圏浮上し、3日ぶりの反発となる747ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、Syns<290A>やデータセクション<3905>などが上昇した。 <SK>
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