「サイバーセキュリティ」が9位、デジタルトラスト時代に熱視線<注目テーマ>
1 インバウンド
2 防衛
3 メタバース
4 旅行
5 歯科
6 半導体
7 農業関連
8 バイオテクノロジー関連
9 サイバーセキュリティ
10 原子力発電
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が9位となっている。
5Gサービスが世界的に普及するなか、情報データ量の膨大化も進んでいるが、これに伴いサイバーセキュリティーに対するニーズが高まっている。5Gは情報の高速大容量化にとどまらず、低遅延・多数同時接続を強みとしており、IoTによる接続端末数を急増させる呼び水ともなった。そのため、サイバー攻撃への対応も急務となっている。
サイバー攻撃の脅威が世界的に改めて強く認識されたのは、ロシアのウクライナ侵攻による影響が大きい。ロシア側がウクライナに対し物理的な武力攻撃だけでなく、サイバー攻撃を絡めたハイブリッド戦を展開したことから、安全保障の観点で緊急性の高いテーマとして急浮上した経緯がある。
ハッカー集団「アノニマス」や「ダークサイド」など国際的な犯罪集団のほか、世界最大級のサイバー攻撃集団でロシアとの関係性が強いと言われる「コンティ」の存在が世界に脅威を与えている。これに対応して、日本ではサイバー犯罪に対する対策強化を目的とした改正警察法が4月1日に施行、「サイバー警察局」及び「サイバー特別捜査隊」が発足している。
そうしたなか、6月6日と7日の2日間にわたり「世界デジタルサミット2022」が東京大手町の日経ホールで開催される予定にあるが、テーマ骨子としては信頼できるネット社会、いわゆる“デジタルトラスト”が掲げられている。社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)シフトが進む一方、メタバースなどWeb上の新たなコンセプトも創生されており、リアル空間とバーチャル空間の境が今後一段と曖昧化していくことが予想されている。その際に信頼できるデジタルインフラやサイバーセキュリティーの確保は何よりも重要視されるテーマであることは言うまでもない。
関連銘柄としては、FFRIセキュリティ<3692.T>、デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916.T>、イー・ガーディアン<6050.T>、ラック<3857.T>、No.1<3562.T>、網屋<4258.T>、サイバートラスト<4498.T>などに注目しておきたい。
出所:MINKABU PRESS
この銘柄の最新ニュース
ラックのニュース一覧- 週間ランキング【値上がり率】 (11月15日) 2024/11/16
- 週間ランキング【約定回数 増加率】 (11月15日) 2024/11/16
- <11月15日の十字足示現銘柄(売りシグナル)> 2024/11/16
- <11月13日の25日・75日移動平均線ゴールデンクロス銘柄> 2024/11/14
- 前日に動いた銘柄 part2 大和重工、ミナトHD、GCジョイコなど 2024/11/13
マーケットニュース
- 万博+カジノで変貌するドリームアイランド「夢洲」、関連株に再びの熱視線 <株探トップ特集> (11/18)
- 明日の株式相場に向けて=データセンター関連が電撃上昇 (11/18)
- NY各市場 3時台 ダウ平均は小幅高 ナスダックはプラス圏での推移 (11/19)
- NY各市場 2時台 ダウ平均は横ばい ナスダックはプラス圏での推移 (11/19)
おすすめ条件でスクリーニング
ラックの取引履歴を振り返りませんか?
ラックの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。