フライトがカイ気配スタート、ＡｐｐｌｅＰａｙ関連特需で１７年３月期業績予想を上方修正

　フライトホールディングス<3753.T>がカイ気配スタートとなっている。９日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を２２億円から３１億円（前期比５８．６％増）へ、営業利益を２億１０００万円から５億１０００万円（前期９２００万円の赤字）へ、純利益を１億６０００万円から３億５０００万円（同１億６２００万円の赤字）へ上方修正したことが好感されている。

　ＡｐｐｌｅＰａｙの国内サービス開始に伴う特需で、多機能モバイル決済端末Ｉｎｃｒｅｄｉｓｔ（インクレディスト）の大口受注があったことなどが上方修正の要因。また、既存顧客向けのシステム開発およびデータセンター移転案件などの引き合いが堅調に推移していることも寄与した。

　同時に発表した第３四半期累計（１６年４～１２月）決算は、売上高２１億２２００万円（前年同期比３．４倍）、営業損益４億４７００万円の黒字（前年同期３億５５００万円の赤字）、最終損益２億９４００万円の黒字（同４億１３００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）