「脱ハンコ」が10位にランクイン、菅政権のデジタル改革で再脚光<注目テーマ>
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1 デジタルトランスフォーメーション
2 サイバーセキュリティ
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8 遠隔医療
9 オンライン診療
10 脱ハンコ
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「脱ハンコ」が再浮上しており、この日は10位にランクインしている。
9月16日にスタートした菅義偉政権では「デジタル化」を政策目標に掲げており、その重要課題の一つとして「脱ハンコ」が挙げられている。新型コロナウイルスの感染拡大防止を背景として利用が拡大しているテレワークだが、書類に押印するために出社を余儀なくされるといった事態が生じているほか、さまざまなコロナ対策で行政の手続きの煩雑さやスピード感のなさが露呈したためだ。
23日に開催されたデジタル改革関係閣僚会議でも河野太郎行政改革担当相が「はんこをすぐになくしたい」と表明。平井卓也デジタル改革担当相もこれに賛同した。これを受けて河野大臣は24日、全府省にハンコの廃止を文書で要請し、民間から行政機関への申請手続きなどで求める押印について、原則廃止するよう通知したと伝わっており、菅政権下で「脱ハンコ」がスピード感をもって進められようとしている。
こうした動きを受けて、「脱ハンコ」関連銘柄への関心も高まっている。この日は、17日に在宅勤務でも押印が可能な印鑑Bot「Biz-Oin(ビズ オーイン)」を発表した鈴与シンワート<9360.T>がストップ高しているほか、サイバーリンクス<3683.T>、GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788.T>、弁護士ドットコム<6027.T>などが高い。
出所:MINKABU PRESS
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