システム情報が続急伸、１８年９月期業績および配当予想を上方修正

　システム情報<3677.T>が続急伸し年初来高値を更新。１１日の取引終了後、１８年９月期の連結業績予想について、売上高を９５億円から１００億円（前期比２２．７％増）へ、営業利益を８億７０００万円から９億５０００万円（同２３．１％増）へ、純利益を６億２０００万円から６億８０００万円（同２３．６％増）へ上方修正したことが好感されている。

　生損保や小売、流通関連の大手企業によるシステム構築・更改案件の増加や、官公庁インフラ関連案件の大型化に加えて、連結子会社が着実に業容を拡大していることが要因としている。また、独自のシステム開発標準に基づくプロジェクト管理の徹底も貢献する。

　業績予想の修正に伴い、従来１７円を予定していた期末一括配当を１円増額して１８円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。前期実績の１５円に対しては３円の増配になる予定だ。

　同時に、東芝デジタルソリューションズ（川崎市幸区）とパートナー契約を締結し、東芝コミュニケーションＡＩ「ＲＥＣＡＩＵＳ（リカイアス）」を活用したインテグレーションサービスの提供開始を発表。さらに、ソフトバンク（東京都港区）と販売代理店契約を結び、ＲＰＡソリューション「ＳｙｎｃｈＲｏｉｄ（シンクロイド）」の販売を開始すると発表した。

出所：minkabuPRESS