2023年02月15日13時21分
ｅｎｉｓｈがＳ安、ブロックチェーンゲームの開発状況巡り情報が錯綜
　ｅｎｉｓｈがストップ安の水準となる前日比８０円安の３２９円まで売られ、その後同水準でウリ気配となっている。

ＨａｓｈＰａｌｅｔｔｅ（東京都港区）がこの日、ブロックチェーンゲームの開発状況に関し大幅な遅延の可能性が生じており、リリース時期が見通せない状況となったと発表した。

同社によると、対象となるゲームの開発を手掛けるｅｎｉｓｈからは、プロトタイプを含めて納品を受けておらず、今後の納品スケジュールの提示もないという。

　これに対しｅｎｉｓｈは同日、ＨａｓｈＰａｌｅｔｔｅからの受託開発案件について、製品版の納品期限を徒過した事実はないとする声明を発表した。

双方の見解が相違するなかにあって、ブロックチェーンゲームの開発状況と今後の影響についての不透明感が意識され、声明発表を受けてもｅｎｉｓｈ株はストップ安の水準に張り付く展開となっている。

出所：MINKABU PRESS2023 年 2 月 15 日
各 位
会社名 株式会社 e n i s h
住 所 東 京 都 港 区 六 本 木 六 丁 目 １ 番 2 0 号
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 安徳孝平
（コード番号：3667）
問い合わせ 先 取締役執行役員管理本部長 高木和成
TEL.03（6447）4020
当社に関する「事実とは異なる情報掲載」についてのお知らせ
本日、株式会社 HashPalette より「De:LitheΦプロジェクトに関するご報告と対応について」の案
内が出されました。
当社は、株式会社 HashPalette より受託案件として「De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)」の開発を
進めており、今後の開発・運営にあたり契約条件の検討を双方で行ってまいりました。
その中で、株式会社 HashPalette と当社が製品版の納品期限を徒過した事実はございません。
関係者の皆様方にはご心配をお掛けしておりますことをお詫び申し上げます。



2023年02月10日16時00分
ｅｎｉｓｈ、前期最終は赤字拡大で着地・10-12月期(4Q)最終は赤字縮小、今期業績は非開示
　ｅｎｉｓｈ [東証Ｓ] が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。22年12月期の最終損益(非連結)は4.1億円の赤字(前の期は2.7億円の赤字)に赤字幅が拡大し、8期連続赤字となった。なお、23年12月期の業績見通しは開示しなかった。

　同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を見送るとし、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の最終損益は2.3億円の赤字(前年同期は3.2億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-47.4％→-22.9％に急改善した。

株探ニュース