セーレン、今期経常を5％上方修正・最高益予想を上乗せ

　セーレン <3569> が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.1％増の56.3億円に伸び、従来の16.3％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の110億円→115億円(前期は105億円)に4.5％上方修正し、増益率が4.1％増→8.8％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.5％増の58.6億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比14.5％増の27.9億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の8.7％→7.7％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、車輌資材事業およびエレクトロニクス事業が想定を上回って推移したことや、為替差益、投資有価証券売却益の発生などにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも前回予想を上回りました。　通期の業績予想につきましては、第2四半期の状況および最近の為替動向、業績動向を踏まえ、上方修正いたします。