<動意株・26日>(大引け)=TOWA、ウィルG、リミックスなど
ウィルグループ<6089.T>=25日線足場に4ケタ大台復帰。コールセンターや工場派遣、介護分野などカテゴリーに特化した人材サービスを展開する。販管費抑制や価格交渉による利益率改善が顕著で、足もとの営業利益は会社側の想定を上回って推移しており、25年3月期上期(24年4~9月)は従来計画の5億3000万円から7億8000万円(前年同期比61%減)に大きく増額した。これが足もとの株価を刺激する格好となっている。
リミックスポイント<3825.T>=後場急伸。この日正午ごろ、余剰資金の一部を暗号資産の投資・保有に充てると発表した。投資総額は15億円。ビットコインに12億円、イーサリアムとソラナ、アバランチにそれぞれ1億円ずつ投資する。市場の状況を踏まえながら年内の購入完了をメドに分割で購入していくという。この発表が材料視されたようだ。
日本電子材料<6855.T>=上げ足強める。25日の取引終了後、第1四半期決算公表時に取り下げた25年3月期通期の業績予想を発表。通期の連結売上高は前期比18.0%増の206億円、経常利益は同3.4倍の34億円に拡大する見通しとなり、これを好感する買いが入っている。第3四半期以降はメモリー向けプローブカードで主要顧客の需要回復が遅れる一方、非メモリー向けは堅調な需要が継続し、2ケタ増収を見込む。また、年間を通じたメモリー向けプローブカードを中心とした高付加価値製品の拡販なども利益を押し上げる。業績好調に伴い、未定としていた年間配当は前期比15円増の55円を実施する方針を示したことも評価材料となっている。
山一電機<6941.T>=6連騰で上げ足加速。2600円台を一気に回復した。同社は検査用やコネクター・実装用として使うICソケットを手掛ける。海外売上比率が売り上げの9割近くを占めており、群を抜く「超微細加工技術」で世界シェア4割前後のトップメーカーとして海外投資家からも注目度が高い。半導体セクターへの投資資金還流が顕著となるなか、株価の出遅れ感が強い同社株に物色の矛先が向いている。業績も25年3月期は営業利益段階で前期比3倍の88億円を見込んでいる。きょうはマドを開けて買われているが、テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前で底入れ本番の様相をみせている。
アセンテック<3565.T>=上値指向鮮明。同社は仮想デスクトップ関連のソリューションサービスや製品を手掛けており、近年の生成AI市場の急拡大が収益機会を高めている。そうしたなか、25日取引終了後に、仮想デスクトップソフトウェアなどを提供する米Cloud Software Groupと資本・業務提携することを発表した。Cloud社を割当先とする70万株の第三者割当増資(発行価格は551円)を実施する。今回の提携に伴う業容拡大効果に期待した買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
この銘柄の最新ニュース
アセンテックのニュース一覧- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … アストロHD、テラドローン、リベラウェア (12月13日~19日発表分) 2024/12/21
- <12月19日の年初来高値更新銘柄> 12月20日 2024/12/20
- 東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、フジタコーポ、大石産業が一時S高 2024/12/19
- 東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、フジタコーポが一時S高 2024/12/19
- <12月18日の年初来高値更新銘柄> 12月19日 2024/12/19
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=トヨタ巻き込み「企業防衛」のテーマ爆誕 (12/25)
- 東京株式(大引け)=93円高、朝高後は値を消すも取引終盤に再浮上 (12/25)
- 明日の為替相場見通し=欧米休場で動意薄の展開 (12/25)
- 欧米為替見通し:ドル・円はやや下げ渋る展開か、クリスマスのため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み (12/25)
おすすめ条件でスクリーニング
アセンテックの取引履歴を振り返りませんか?
アセンテックの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。