明日の株式相場見通し=イベント通過で買い優勢に、主力銘柄へ物色復活も
市場関係者からは「東京株式市場は今週に入って3日間、東証1部の売買代金が連日2兆円の大台を大きく割り込み、値動きも方向感に乏しい推移となっていた。これまで手控えられた分のエネルギーが、買いに振り向けられる可能性もある。ただ、原油価格の低下傾向と、トランプ米大統領の経済政策具体化の遅れには注意が必要」との声が上がっていた。
日程面では、CGS事業(クラウドワーカーを活用した事業)の運営などを手掛けるうるる<3979.T>が東証マザーズに、インターネットを利用したコンテンツ提供及び商品の企画・販売のほぼ日<3560.T>が東証ジャスダック市場に、それぞれ新規上場する。
このほかに、ティラーソン米国務長官が安倍首相らと会談、黒田日銀総裁の会見に注目。海外では、米2月の住宅着工・完工件数、米3月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数、2月の欧州新車販売が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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