決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ジャパンＭＡ、ＪＭＨＤ、さくらさく (6月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ジャパンＭＡ <9236>
　24年10月期第2四半期累計(23年11月-24年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比76.3％減の1400万円に大きく落ち込み、通期計画の2億4500万円に対する進捗率は5.7％にとどまり、さらに前年同期の35.1％も下回った。

▲No.5　イムラ <3955>
　25年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比21.1％減の3.5億円に減り、2-7月期(上期)計画の10億円に対する進捗率は35.9％にとどまり、5年平均の40.3％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6577> ベストワン 　　東Ｇ　　 -8.56 　　6/12　　　3Q　　　　黒転
<9236> ジャパンＭＡ 　東Ｇ　　 -7.73 　　6/12　　上期　　　-76.27
<3539> ＪＭＨＤ 　　　東Ｐ　　 -4.59 　　6/12　　　3Q　　　 32.32
<7097> さくらさく 　　東Ｇ　　 -3.29 　　6/12　　　3Q　　　 26.03
<3955> イムラ 　　　　東Ｓ　　 -2.81 　　6/12　　　1Q　　　-21.10

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース