森トラホテル、非開示だった今期経常は41％減益、合併交付金を1342円実施

　森トラスト・ホテルリート投資法人 <3478> [東証Ｒ] が11月22日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった23年2月期の業績予想は経常利益が前期比41.3％減の6.7億円に落ち込む見通しと発表した。

　同時に、合併交付金を1342円実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年2月期（2022年9月1日～2023年2月28日）における本投資法人の運用状況の予想につきましては、2022年10月20日付「2022年8月期　決算短信（ＲＥＩＴ）」の公表時点において、新型コロナウイルス感染症の世界規模での拡大が未だ収束していない状況下であることから、合理的な業績予想の算定が困難であったため、未定としていました。今般、本投資法人は、本日開催の本投資法人役員会にて、2023年3月1日を合併の効力発生日として、森トラスト総合リート投資法人を吸収合併存続法人、本投資法人を吸収合併消滅法人とする吸収合併を行うことについて決定し、本日付にて合併契約を締結しました。これに伴い、本合併に関連した一時的な費用が計上される見込みとなったこと、加えて、2022年10月の各物件におけるホテルの運営状況が概ね判明し、2023年2月期に支払いを受けるシャングリ・ラ 東京に係る年間最低保証賃料との差額（不足分）の発生の有無を含み、本投資法人が2023年2月期に受け取る賃料の見通しが立ったことで、合理的な業績予想の算定が可能となったことから、新たに業績予想の算定を行い、運用状況の予想を修正するとともに、本投資法人最終期の営業期間の金銭の分配の代わり金（利益の配当）として支払われる予定の合併交付金の予想について、お知らせするものです。なお、2023年2月期（2022年9月1日～2023年2月28日）の運用状況の予想の修正及び合併交付金の予想は、2023年1月31日に開催予定の本投資法人投資主総会において、本合併契約の承認に係る議案が承認・可決されることを前提とした現時点における予想を公表するものです。また、本合併後の吸収合併存続法人であるMTRの運用状況及び1口当たり分配金の予想については、MTR及び本投資法人が本日付で公表しました「森トラスト総合リート投資法人と森トラスト・ホテルリート投資法人の合併後の2023年8月期の運用状況及び分配金の予想に関するお知らせ」をご参照ください。