―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の6月29日から6月30日の決算発表を経て7月1日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 ダイイチ <7643>
22年9月期第2四半期累計(21年10月-22年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比17.7%減の8.6億円に減り、通期計画の18億円に対する進捗率は47.8%にとどまり、5年平均の54.9%も下回った。
▲No.4 セキチュー <9976>
23年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比19.2%減の3.8億円に減り、3-8月期(上期)計画の6億円に対する進捗率は5年平均の69.2%を下回る64.5%にとどまった。
▲No.5 日創プロニ <3440>
22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比23.2%減の3億3500万円に減ったが、通期計画の2億5800万円に対する進捗率が129.8%とすでに上回り、さらに5年平均の77.7%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7068> FフォースG 東G -10.81 6/30 本決算 -
<2164> 地域新聞社 東G -9.44 6/30 3Q 黒転
<7643> ダイイチ 東S -1.67 6/30 上期 -17.71
<9976> セキチュー 東S -0.95 6/30 1Q -19.21
<3440> 日創プロニ 東S -0.76 6/30 3Q -23.17
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7月1日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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