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2023/11/07 - 宮地エンジ(3431) の関連ニュース。■三菱重 <7011> 8,525円 (+570円、+7.2%) 三菱重工業 <7011> [東証P]が急反発。6日、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比10.3%増の2兆692億7200万円、最終利益は同69.8%増の919億4400万円だった。通期の売上高と各利益の予想は据え置いたが、受注高の見通しを1兆円増額して5兆6000億円に引き上げた。これをサプライズ視した買いが集まったようだ。受注高の見通しはエナジー部門で従来の予想から2000億円増額

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前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/11/07 05:30

三菱重 <7011>  8,525円 (+570円、+7.2%)

 三菱重工業 <7011> [東証P]が急反発。6日、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比10.3%増の2兆692億7200万円、最終利益は同69.8%増の919億4400万円だった。通期の売上高と各利益の予想は据え置いたが、受注高の見通しを1兆円増額して5兆6000億円に引き上げた。これをサプライズ視した買いが集まったようだ。受注高の見通しはエナジー部門で従来の予想から2000億円増額し1兆9000億円、航空・防衛・宇宙部門で8000億円増額し1兆8000億円に見直した。

コニカミノル <4902>  460.4円 (+30.6円、+7.1%)

 コニカミノルタ <4902> [東証P]が3日続急伸。前営業日となる2日の取引終了後に発表した24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.1%増の5527億6300万円、営業損益は7億8500万円の黒字(前年同期は51億3800万円の赤字)となった。4-6月期の時点では営業赤字だったが、7-9月期に営業黒字を確保した。9月中間期での営業黒字転換を受け、業績の底入れを期待した買いが入ったようだ。オフィス機器関連では、A3複合機の販売が日本とインドで伸長。為替影響もあって増収につなげた。コストダウンや物流費の削減も寄与した。9月中間期の最終損益は44億9200万円の赤字となったが、前年同期の最終赤字額(67億4200万円)からは縮小した。

品川リフラ <5351>  1,611円 (+107円、+7.1%)

 品川リフラクトリーズ <5351> [東証P]が急反発。前営業日となる2日の取引終了後、取得総数125万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.67%)、取得総額22億5000万円を上限とする自社株買いを11月6日から2024年3月31日に実施すると発表した。あわせて公表した24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算は、売上高が前年同期比19.1%増の727億400万円、最終利益が同2.1倍の94億3600万円となり、これらが株価の支援材料となったようだ。主力の耐火物事業では、販売価格の改定や販売構成の改善とともに、新たに加わったブラジル事業の業績が寄与し、大幅な増収増益となった。

住友精化 <4008>  4,985円 (+330円、+7.1%)

 住友精化 <4008> [東証P]が6日続急伸。6日午後2時ごろ、24年3月期純利益見通しを65億円から70億円(前期比18.5%減)に上方修正すると発表した。円安による為替差益が寄与する見込みで、これを好感した買いが集まった。売上高や営業利益見通しに変更はない。同時に発表した4-9月期決算は売上高が696億6400万円(前年同期比5.1%減)、純利益は30億7100万円(同48.1%減)だった。あわせて、取得上限22万株(自己株式を除く発行済み株数の約1.6%)、または10億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は11月7日から来年2月29日まで。更に、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を開示。中期経営計画の2025年度業績目標(営業利益120億円、ROE8.5%)の達成や2030年度に向けた中長期目標(営業利益成長率6%、ROE10%以上)の前倒しの実現、株主還元の更なる充実を掲げた。

H2Oリテイ <8242>  1,690円 (+109円、+6.9%)

 エイチ・ツー・オー リテイリング <8242> [東証P]が急反発。前営業日となる2日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想と配当予想を上方修正すると発表し、好感されたようだ。最終利益の見通しを95億円から130億円(前期比20.6%減)に引き上げた。また期末配当予想は、3円の特別配当を加えて15円50銭とした。今期の売上高予想は6750億円から6800億円(同8.3%増)に増額した。4-9月期の売上高は計画に対し未達となったものの、百貨店や食品事業を中心に想定通りに推移した。百貨店事業での宣伝費の抑制や食品事業での経費コントロールが奏功し、9月中間期の利益は計画を上振れして着地しており、これまでの実績と足もとの業績動向を通期業績予想に織り込んだ。年間配当予想は特別配当3円を含めて28円(同3円増配)となる。

はごろも <2831>  3,250円 (+195円、+6.4%)

 はごろもフーズ <2831> [東証S]が急伸。同社は2日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想を修正。営業損益の見通しは従来の7億円の黒字から14億円の黒字(前期は11億3300万円の赤字)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高予想も705億円から718億円(前期比1.9%増)に上方修正。改定した新価格が定着してきたことに加え、利益面では広告宣伝費や物流費の減少が寄与するとしている。

ABCマート <2670>  2,460円 (+135.5円、+5.8%)

 エービーシー・マート <2670> [東証P]が3日ぶり急反発。前営業日の2日取引終了後に発表した10月度の事業概況によると、既存店売上高は前年同月比7.6%増となった。増収基調を維持したことを好感した買いが入ったようだ。全店売上高は同8.1%増だった。土曜日が1日少ない曜日並びとなったが、都心部路面店や商業施設を中心に販売は順調に推移した。上旬に国慶節があったこともあり、インバウンド需要も増加したという。

イリソ電子 <6908>  3,880円 (+210円、+5.7%)

 イリソ電子工業 <6908> [東証P]が4日続急伸。株価は9月下旬以降一貫して下値を探る展開にあったが、目先底入れリバウンド局面への移行を鮮明としている。車載用を中心とするコネクターメーカーで販売シェアは業界上位に位置する。半導体不足解消による自動車生産回復の恩恵を享受し、足もとの業績は会社側想定を上回って推移している。前週2日取引終了後に24年3月期上期(23年4-9月)決算を発表、営業利益は前年同期比8%増の33億1500万円と従来計画30億円から10%以上上振れての着地となった。これが株価を強く刺激する格好となったようだ。

ファンケル <4921>  2,325円 (+116円、+5.3%)

 ファンケル <4921> [東証P]が3日ぶり急反発。通販を主力に無添加化粧品を国内中心に展開するが、足もとの業績は回復色が著しい。前週2日取引終了後に発表した24年3月期上期(23年4-9月)決算は営業利益が前年同期比81%増の60億5700万円と急拡大、従来計画から12億円あまりも上振れての着地となった。化粧品は今春発売したスキンケア商品などが好調で全体収益に反映されたほか、栄養補助食品関連が2ケタの伸びを示し業績押し上げに貢献している。

グンゼ <3002>  4,745円 (+235円、+5.2%)

 グンゼ <3002> [東証P]が急反発。前営業日の2日取引終了後、取得総数43万株(発行済み株式総数の2.49%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表したことが株価の支援材料となった。取得期間は11月6日から2024年3月22日とする。同時に発表した24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算は売上高が前年同期比3.3%減の651億5300万円、最終利益が同20.4%増の26億5700万円だった。物価上昇によるフィルム需要の減速が響いたほか、医療用レーザーの販売が低迷した。半面、アパレル事業は商品の高付加価値化を含め、価格改定が進み収益性が改善した。

ジーエヌアイ <2160>  2,057円 (+97円、+5.0%)

 ジーエヌアイグループ <2160> [東証G]が大幅続伸。6日、23年12月期の業績予想の上方修正を発表しており、ポジティブ視されたようだ。売上収益の見通しを前期比50.8%増の262億6700万円(従来は252億7300万円)、最終利益の見通しは同5.2倍の20億500万円(同17億300万円)に見直した。連結子会社の北京コンチネント薬業の主力製品であるアイスーリュイの販売が好調に推移する。また、連結子会社のCullgenでは、アステラス製薬 <4503> [東証P]と締結した戦略的提携契約に基づき、毎月の売上収益が計画を上回っているという。想定為替レートの見直しの影響もあって、業績予想に反映した。

東武 <9001>  3,910円 (+148円、+3.9%)

 東武鉄道 <9001> [東証P]が大幅高で4日続伸。 インバウンド関連株への売り圧力が強まるなか、9月中旬以降は鉄道株も大きく水準を切り下げてきた。しかし、下落過程では空売りも観測されており、足もとでそのショートカバーが株価の急激な戻りに反映されている。そうしたなか、同社は前週2日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益を従来計画の465億円から650億円(前期比15%増)に大幅増額、これにより従来の減益予想から一転して2ケタ増益見通しに変わっており、ポジティブサプライズとなった。経済正常化に加え、インバウンド特需が鉄道はもとより同社が運営するホテルや東京スカイツリーなどの利用者増加につながり、会社側の当初想定を大きく上回って推移している。

良品計画 <7453>  2,179円 (+79円、+3.8%)

 良品計画 <7453> [東証P]が3日ぶり大幅反発。前週2日の取引終了後に発表した10月度の国内売上高情報で、直営既存店とオンラインストアを合わせた売上高は前年同月比12.9%増と2ケタの増収率となったことが好感された。前年実績を上回るのは2ヵ月ぶり。中旬までは衣服・雑貨及び生活雑貨が牽引し、前年実績を上回るペースで推移した。下旬には会員向けセール「無印良品週間」の効果が加わり、全ての商品カテゴリーで高い伸長となった。なお、直営全店とオンラインストアを合わせた売上高は同24.9%増だった。

SCSK <9719>  2,739円 (+92円、+3.5%)

 SCSK <9719> [東証P]が大幅高で3日続伸。SMBC日興証券は2日、同社株の投資評価を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は2300円から3000円に見直した。同社は着実にITサービスの実力を向上させ続けており、事業体制を強化しオペレーションを改善させながら日本企業の強いIT投資需要をつかんで利益成長を続けると予想。同証券では24年3月期の連結営業利益は567億円(会社計画565億円)、25年3月期の同利益は622億円を見込んでいる。

阪急阪神 <9042>  4,910円 (+135円、+2.8%)

 阪急阪神ホールディングス <9042> [東証P]が続伸。阪神タイガースが5日に日本シリーズでオリックスバッファローズを破り、1985年以来38年ぶりに日本一に輝いた。これを受け、球団親会社の阪急阪神はご祝儀買いも入り上昇したようだ。同社は10月31日に4-9月期決算とあわせ、今期利益と配当予想の上方修正を発表。ホテル事業の宿泊部門や国内旅行の好調を理由に、営業利益見通しを877億円から997億円(前期比11.6%増)へ引き上げた。年間配当は50円から55円(前期50円)に増額した。

宮地エンジ <3431>  3,065円 (+60円、+2.0%)

 宮地エンジニアリンググループ <3431> [東証P]が3日ぶり反発。前営業日の2日取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績に関し、最終利益がこれまでの計画の12億円から17億7000万円(前年同期比7.4%減)に上振れして着地したようだと発表。これが株価の支援材料となった。売上高は310億円から317億円(同13.4%増)と計画を上回る格好となった。手持ち工事はおおむね順調に推移した。工事の採算性向上や経費削減効果に加え、政策保有株式の縮減に伴う利益の計上が寄与する。通期の業績予想は精査中で、9日に予定する第2四半期決算発表時に公表するとした。

※6日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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