GSユアサ、WSCOPEなどリチウム電池関連が物色人気集める◇
軽量で高電圧・大容量が特長で2次電池として市場急拡大途上にあるリチウムイオン電池だが、今後は電気自動車(EV)など車載用で需要を伸ばしていくとみられている。そのなか、国内では米テスラ・モーターズと協業体制で車載用リチウムイオン電池に注力するパナソニック<6752.T>や、パナソニックの生産するリチウムイオン電池向けセパレータを供給する住友化学<4005.T>などを中心に、業界の動きが活発化している。パナソニックは直近、同社が保有するテスラ社の全株式140万株を、リチウムイオン電池事業主体である北米子会社に移管、テスラとの協業体制強化により同分野への展開を加速させる方針がみてとれる。
3月1日から東京ビッグサイトで「第8回国際二次電池展」が開催されることで関連企業へのマークが強まっている。オハラ<5218.T>は、この二次電池展にリチウムイオン伝導性のガラスセラミックスを展示する予定にあり、前日までの2日間で株価を17%も上昇させた経緯があるが、この物色の流れは横に広がる動きとなっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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