決算マイナス・インパクト銘柄 … ツルハＨＤ、ビジョナリー、大同メ (9月17日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月13日から17日の決算発表を経て18日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アークランド <9842>
　20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比4.1％減の56億円に減り、従来の2.7％増益予想から一転して減益で着地。

▲No.2　大盛工業 <1844>
　19年7月期の連結経常利益は前の期比49.2％増の4億5800万円に拡大したが、20年7月期は前期比22.3％減の3億5600万円に減る見通しとなった。

▲No.3　ビジョナリー <9263>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常損益は1.4億円の赤字(前年同期は3億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<9842> アークランド 　東１　　 -6.64 　　9/17　　上期　　　 -4.09
<1844> 大盛工業 　　　東２　　 -6.52 　　9/17　本決算　　　-22.27
<9263> ビジョナリー 　ＪＱ　　 -2.70 　　9/17　　　1Q　　　　赤転
<3804> システムディ 　ＪＱ　　 -1.26 　　9/17　　　3Q　　　 54.91
<7245> 大同メ 　　　　東１　　 -0.31 　　9/17　　　1Q　　　-28.29

<3391> ツルハＨＤ 　　東１　　 -0.26 　　9/17　　　1Q　　　 10.50

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした18日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース