東京株式(前引け)=朝安後は為替相場を横目に下げ渋る、売買代金は低調
きょう前場の東京株式市場は、寄り付きから主力株中心に買い手控えられ日経平均は続落歩調となった。外国為替市場で朝方は1ドル=113円台を割り込むなど円高にふれたことで、これが嫌気された。日経平均は一時100円を超える下落となったが、その後は為替の円高が一服したのを横目に押し目買いが入り、下げ渋る展開に。前引けは27円安まで戻し、前場のほぼ高値圏で着地している。ただ、売買代金は低調で8300億円強にとどまっている。
個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が買われたほか、ブリヂストン<5108.T>が物色人気となった。ブイ・テクノロジー<7717.T>も続伸。大平洋金属<5541.T>が買いを集め、サイバネットシステム<4312.T>も上げ足も目立つ。ショーケース・ティービー<3909.T>、薬王堂<3385.T>なども値を飛ばした。半面、任天堂<7974.T>が軟調、ファナック<6954.T>も冴えない。U-NEXT<9418.T>、テンプホールディングス<2181.T>が大幅安、アダストリア<2685.T>も売られた。JSR<4185.T>も安い。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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