「サイバーセキュリティ」が5位、国内38社のVPN情報流出と報道<注目テーマ>
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9 2019年のIPO
10 人工知能
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が5位となっている。
前日25日、「国内の38社が不正アクセスを受け、VPN情報が流出していたことが分かった」と複数のメディアが報じたことから、株式市場でも改めてサイバーセキュリティーに対する関心が高まっている。
VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)とは、外部から社内ネットワークに接続するための技術で、テレワークの普及とともに利用する動きが広がっている。報道によると、内閣サイバーセキュリティセンターが8月中旬、国内外900社超のVPN情報などがダークウェブ上でやり取りされていることを確認し、そのうちの38社が日本企業だったとしている。被害を受けたとされる企業のなかには、日立化成や住友林業<1911.T>、ゼンショーホールディングス<7550.T>などが含まれているという。
こうした報道を受け、前日にはサイバーセキュリティクラウド<4493.T>が一時ストップ高となったほか、フォーカスシステムズ<4662.T>やバルクホールディングス<2467.NG>なども大幅高に買われた。ウイルス対策ソフト大手のトレンドマイクロ<4704.T>は、新値追いの展開となっている。
そのほか、VPN関連のサービスを展開するソリトンシステムズ<3040.T>、サイバーコム<3852.T>、テクマトリックス<3762.T>や指紋認証ソフト・機器を手掛けるディー・ディー・エス<3782.T>などにも注目。また、テリロジー<3356.T>やフーバーブレイン<3927.T>、FFRIセキュリティ<3692.T>、ラック<3857.T>をはじめ、業績の良いデジタルアーツ<2326.T>やHENNGE<4475.T>、TDCソフト<4687.T>などに期待したい。
出所:MINKABU PRESS
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