10月は例年下がりやすい傾向がある
ブックオフコーポレーション (3313)
■注目理由
同社は、中古本販売チェーン業界最大手企業です。婦人・子供服リサイクル業も手掛けています。同社は、例年10月に株価が下がりやすい傾向があります。過去のデータでは、10月売りの勝率は100%(勝ち数9回、負け数0回)となっており、10月の株価は軟調に推移しやすいことが確認できます。また、第1四半期決算では、売上高195億(前年同期比+5.76%)、営業利益1.1億円(前年同期比-83%)となった。新規出店によって売上高は増加したものの、新規出店費用やテレビCM等の費用がかさみ、前年同期比で減益となっています。テレビCMやキャンペーンを積極的に打つことで、集客増を目指していますが、目先は費用がかさみ、収益力が低下している可能性が高いと考えます。長い目で見れば、広告費や新規出店による収益力向上が見込めますが、短期的には費用が先行し、収益を圧迫する可能性があるでしょう。以上の点を考慮すると、短期的には株価は推移する可能性があると判断しました。
過去の検証結果は以下の通りです。
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勝率:100%
平均損益(率):5.8%
平均利益(率):5.8%
平均損失(率):0%
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