AMBITION<3300>の2019年6月期通期の連結業績は、売上高が前期比20.7%増の28,085百万円、営業利益が同13.9%増の1,300百万円、経常利益が同7.0%増の1,088百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.1%増の648百万円と、期初からの増収増益予想を据え置く。
主力のプロパティマネジメント事業では、サブリース戸数の更なる増加を計画する。また、ヴェリタスが今後販売するマンションの管理・サブリースも受託が期待され、業績の積み増しが期待できる。入居率に関しては、例年底となる第1四半期に95%を超えて推移しており、期末に向けて2017年以上の高水準が期待できる。2019年6月期のヴェリタスの新規開発物件の年間引渡し予定戸数は250戸から300戸を想定する。既に「PREMIUM CUBE G 市谷甲良町」や「PREMIUM CUBE 大井町#mo」が予定を上回るスピードで早期完売となり好調に推移する。前期はヴェリタスの9ヶ月分の業績が連結されたが、2019年6月期は年間を通した連結となる。その他、利益水準を押し上げる要因となりうるポイントでは、IT化推進による業務効率・生産性のアップ(不動産テック)、営業組織体制の強化等によるシナジー効果、保険事業・電力事業などによる追加収入などがある。
同社は2018年6月期に3回の業績上方修正を行った。2019年6月期の予想に関しても、例年どおり、保守的な予想と捉えるのが妥当だろう。特に2019年6月期の各利益の出足は好調であり、サブリース事業の入居率が高まり、賃貸仲介事業の繁忙期となるため、期末に向けて利益動向に要注目である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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