大引けの日経平均は前日比307.49円高の21457.29円となった。東証1部の売買高は22億0790万株、売買代金は4兆0406億円で5月31日以来の高水準だった。業種別では、パルプ・紙、その他金融業、電気機器が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは鉱業など3業種のみだった。
個別では、業績上方修正のコマツが6%高、下方修正のファナックは悪材料出尽くし感から3%超高となった。東エレク<8035>などの半導体関連株やリクルートHD<6098>、マネックスG<8698>も上げが目立った。マネックスGは仮想通貨子会社のサービス再開が材料視された。取引時間中に業績上方修正や自社株買い実施を発表したローム<6963>は一時ストップ高水準まで上昇。また、第1四半期が大幅増益だったレーザーテク<6920>が東証1部上昇率トップで、アマノ<6436>なども上位に顔を出した。一方、売買代金上位では日本郵政<6178>やNTT<9432>が逆行安となり、東急不HD<3289>とZOZO<3092>は4%超下落した。東急不HDは公募株の受渡日だった。また、イーブック<3658>が大幅続落して東証1部下落率トップとなり、業績下方修正のレオパレス21<8848>なども上位に顔を出した。
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