併せて、通期の同損益を従来予想の0.5億円の赤字→0.9億円の赤字(前期は14.2億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益は0.3億円の黒字(前年同期は0.4億円の赤字)に浮上する計算になる。
直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結最終損益は0.8億円の赤字(前年同期は9.8億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の-38.3%→-140.4%に急悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2025年2月期第2四半期については、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益が前回発表予想を下回る見通しとなりました。今期は、従来の宅地及び建売物件ならびに中古戸建のリフォームの販売(デベロップメント事業)、商業施設の賃貸(ストック事業)、不動産コンサルティング事業の強化を図りながら、ストック事業の拡大を図るべく時間貸し駐車場事業を開始いたしましたが、前連結会計年度において行った保有商業施設の売却による収益力の低下を補うに至らず、減収減益となりました。 通期につきましては、在庫の宅地や建売を対象として一層の販売強化を図るとともに、エリアごとに価格トレンドや顧客ニーズの再分析を行い、必要に応じて販売価格や販売手法を見直すことにより、早期の販売に努めてまいります。具体的には、神奈川県横須賀市や栃木県宇都宮市等において建売住宅及び宅地の販売を見込んでおります。また、2023年11月にトライアルで開始しました太陽光発電物件の開発・販売についても、今期中の事業化を見込んでおります。 その他に、商業施設においては募集賃料を、時間貸し駐車場については単位料金や最大料金等の更なる適正化を図ることで、収益改善にも努めてまいります。こうした対策により、通期連結業績予想においては、売上収入は微減ですが、営業利益、経常利益等は前回発表予想に比べて減益となる見通しであります。※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の事業環境の変化等により実際の業績が異なる可能性があります。
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