前年同期比で減収減益になったが、その主な要因は、当年度において予定しているプロジェクトの売上計上が第3四半期以降に偏重していることによる。また、第1四半期に売上計上を予定していた1プロジェクトが、第2四半期にずれ込んだこともあり、売上高、利益ともに大きくマイナスとなったが、当年度に売上計上を予定している各プロジェクトはおおむね計画どおりに推移している。同社グループは投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売を主軸事業としており、竣工に伴う売上計上の時期や金額・利益率がプロジェクトごと、年度ごとに大きく異なることから四半期ごとの売上高や利益は毎年大きく変動するが、当年度においては、例年以上に第3四半期以降に竣工・引渡しが集中し、前年同期比の変動幅が大きくなっている。
不動産事業の売上高は1.24億円(前年同期は30.71億円)、セグメント損失は0.14億円(同3.97億円の利益)となった。不動産開発販売については、投資用ワンルームマンションの売却がなかったため、売上計上はなく(前年同期は28.54億円)、不動産仕入販売についても中古マンションの買取再販及び中古戸建の買取再販がなかった(同0.62億円)が、その他不動産事業は不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は前年同期比18.9%減の1.24億円となった。
ホテル事業の売上高はホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、前年同期比83.0%増の0.24億円、セグメント損失は0.12億円(同0.15億円の損失)となった。
2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増の200.00億円、営業利益が同3.5%増の23.00億円、経常利益が同3.2%増の20.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の13.50億円とする期初計画を据え置いている。
<NS>
この銘柄の最新ニュース
アーバネットのニュース一覧- 新卒初任給の引き上げ実施に関するお知らせ 2024/09/13
- 事業用地取得のお知らせ ~東府中2プロジェクト~ 2024/09/03
- 事業用地取得のお知らせ~東高円寺2プロジェクト~ 2024/09/02
- アーバネット Research Memo(11):配当性向40%を基準とした配当方針で、2024年6月期は2期連続の増配 2024/09/02
- アーバネット Research Memo(10):サステナビリティ基本方針に従い持続可能社会への貢献と企業価値向上を図る 2024/09/02
マーケットニュース
- 6G推進戦略の枢軸、成長期突入の「IOWN関連株」活躍本番へ <株探トップ特集> (09/18)
- 明日の株式相場に向けて=FOMCは嵐を呼ぶか (09/18)
- 本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (18日大引け後 発表分) (09/18)
- 本日の【新規公開(IPO)】仮条件情報 (18日大引け後 発表分) (09/18)
アーバネットコーポレーションの取引履歴を振り返りませんか?
アーバネットコーポレーションの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。