同社グループは、固定費の増加抑制に努めるとともに、食材価格の高騰を踏まえたメニュー改定や臨機応変な営業時間の見直し、人材採用の積極化など収益性の改善に向けた取組みを推し進めてきた。また、出店戦略においては、「ネオ大衆酒場」として小型かつ低投資の業態の開発・出店を継続するとともに、地方都市での出店にも注力している。
鳥良事業部門の売上高は前年同期比37.2%増の25.80億円となった。「鳥良商店」を1店舗退店し、当第2四半期末現在の店舗数は36店舗となった。
磯丸事業部門の売上高は同40.2%増の86.42億円となった。「磯丸水産」を1店舗出店した。一方で、「磯丸水産」を3店舗退店し、当第2四半期末現在の店舗数は直営102店舗、フランチャイズ15店舗となった。
その他部門の売上高は同48.8%増の20.42億円となった。「五の五」を2店舗出店したほか、「浜焼ドラゴン」1店舗を「五の五」へ業態転換し、当第2四半期末現在の店舗数は29店舗となった。
フードアライアンスメンバー(連結子会社)の売上高は同43.3%増の10.20億円となった。ジョー・スマイルが「前川珈琲レストラン」1店舗を「光の森珈琲」へ業態転換し、「平陽珍」を1店舗退店した。また、クルークダイニングが「磯丸水産」及び「抹茶館」を各1店舗出店したほか、「からあげセンター」を2店舗(うち、1店舗はフランチャイズ)退店した。当第2四半期末現在の店舗数はジョー・スマイルが12店舗、クルークダイニングが14店舗となった。
2024年2月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比22.2%増(前回予想比3.7%増)の280.00億円、営業利益が17.00億円(同70.0%増)、経常利益が同20.0%増(同58.3%増)の19.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同118.3%増(同33.3%増)の12.00億円としている。また、通期連結業績予想の修正を踏まえ、中間配当及び期末配当の予想をそれぞれ1株当たり10.00円から1.00円の増配を行い、年間配当は1株当たり22.00円とすることを発表した。
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